【サブ20ランナーも実践】雨の日のトレーニングって休んでもいいの?:結論OK
マラソンを競技として取り組んでいるトップ選手は
雨の日でもトレーニングしているのだろうか…??
雨の日でもやっぱり走った方がいいのだろうか…??
もっと速くなりたいから憂鬱な雨の日でもやらなくて…
SNSの知り合いランナーさんは雨の日でもガンガン走ってるし…
憂鬱だけど走りに行くか…
実際にトップ選手は雨の日でもトレーニングを行なっているのでしょうか?
また、雨の日はやっぱりトレーニングを行わないといけないのでしょうか?
当記事では、こんな疑問に答えつつ、
ブログ後半では実際に
雨の日のトレーニングに取り組む際の、
効率的な取り組み方を紹介します。
この記事を読んでほしい人
雨の日のトレーニングが憂鬱な方
雨の日はトレーニングすべきか悩む方
雨の日のトレーニングの行い方
雨の日でも快適に走る方法を知りたい
雨の日、外以外での代用できるトレーニングを知りたい
こんなお悩みについて
当記事で解説・解決しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
雨の日のトレーニングは行うべきか?➡︎休んでOK
さっそく結論なのですが、
雨の日トレーニングが憂鬱なのであれば
休んでしまって大丈夫です。
ただし、条件があります。
下記でお伝えする内容に当てはまる方は、休んでも問題ございません。
基本的には毎日トレーニング(ランニング)を行なっている。
毎週、ポイント練習(きつい練習)に取り組んでいる。
ランオフの日は特に決まっていない。
それぞれなぜ休んで良いのかを解説します。
基本的には毎日トレーニング(ランニング)を行なっている。
基本的には毎日トレーニングを行なっている方は、
雨の日に走りたいと思わなければ休んでしまって大丈夫です。
マラソントレーニングは、休むこともトレーニングの一つです。
その根拠は「フィットネス疲労理論」にあります。
フィットネス疲労理論(外部リンクに飛びます)
簡単に説明すると…
フィットネス疲労理論
トレーニングは、能力向上をさせる一方で疲労も溜まります。
トレーニングによる能力向上と疲労は、
表裏一体のため、パフォーマンスを最大発揮するには
疲労を取りぞかないといけないというものです。(とてもざっくりです。)
パフォーマンスはフィットネスレベル(パフォーマンス能力)を高くしたまま、
疲労を取り除くことで最大化します。
疲労は一定日数休むと回復しますが、
フィットネスレベルは一定日数休むと徐々に低下しだします。
このちょうどいい塩梅でトレーニングをプログラムすることで、
パフォーマンスを最大に持っていくわけです。
パフォーマンスレベルは早々に落ちるということはありません。
雨の日に休むことで、疲労が取れてフレッシュな状態で
翌日以降のトレーニングに、
またフレッシュに臨むことができるようになります。
毎日走っている方は、
休むこともトレーニングのひとつ
ということを頭に入れておくといいと思います。
毎週、ポイント練習(きつい練習)に取り組んでいる。
長距離競技で速くなるためには欠かせない「ポイント練習」。
多くの方は週2回取り組んでいるかと思います。
1週間は7日なので、そのうちの2回なので、
頻度としては決して多くはありません。

雨でトレーニング回避してしまうと遅くなってしまうのではないか…
そう感じてしまい、
雨の日の、憂鬱なトレーニングでも
なんとか重い身体を起こして、
トレーニングに向かうランナーも多いと思います。
しかし、上でも説明したように
1日休んだだけでは
そう簡単には体力は落ちません。
ジャックダニエルズのランニングフォーミュラでは下記のように
説明されています。
トレーニングを止めても最初のうちは、
得られた効果の消失速度は遅いため、
時折2〜3日の休みを入れても、
さほど大きなマイナスにはならない。
ージャックダニエルズのランニングフォーミュラ第3版〜P220〜ー
1日休んだ程度では、
パフォーマンスは落ちませんので
気にせず休んでしまい、
しっかりとリフレッシュし、
次のポイント練習を質を高めて臨むと良いと思います。
ランオフの日は特に決まっていない。
これも一つ目に紹介した、理由と同じです。
休むこともトレーニングの一つです。
ランオフの日が決まっていない人は、
より雨の日に休みやすいのではないでしょうか。
休む日を固定にせず、
雨が降った時に休む
というパターンにすると、
より効率よくトレーニングが行えると思います。
この考え方は、
急な予定が入り、どうしてもランオフになることも多い
社会人ランナーさんにも応用できるかなと思います。
▼下記記事でトップ市民ランナーも同じ考えで実施されています▼
vol15.丸山 竜也さん(MESHI BOY) – 商社営業
(外部リンクに飛びます)
では実際、筆者は休む?…休みません。その理由は?
では筆者は雨の日のトレーニングは休むのかというと…

私は原則休みません。
雨の日でも、こなせるトレーニングを行います。
一応、筆者は市民ランナーとして
・各県でのマラソン大会で優勝すること
・フルマラソン2時間15分
を目標としているので、
私の取り組み方も参考になればと思い、
雨の日でもトレーニングを行う理由や行い方も解説します。

私が雨の日でもトレーニングを行う理由は、
2つあります。
●雨の日でもレースは開催されるため
●疲労で休むのは許容できるが、雨で乗り気にならないは、
競技力向上という面においてはマストではない為
です。
雨の日でもレースは開催されるため
レースは雨の日でも開催されます。
もし、普段のトレーニングで
雨の日に走ることに慣れていなければ、
きっと雨の日のレースでは記録は狙うことができないと思います。
また、「雨の日に走る」ことへのストレス耐性が
普段から身につけられていなければ、
レースに出場することも
ままならない可能性もあります。
普段から、雨の日でも走る耐性をつけておくことは重要かと思います。
休むことはOKでも雨で乗り気にならないのは、競技力向上という面においては不適切
二つ目の理由は、
雨で休むという理由が競技力を上げるために
必要な選択ではないからです。
上で説明しましたが、
一日休んだ程度では
積み上げてきたトレーニング効果が低下することは
ほとんどありません。
しかし、逆のことも言えまして
トレーニング効果が向上することもないと言えます。
(疲労が抜けるという面ではパフォーマンスは向上しますが
フィットネスレベルは向上せず維持となります。)
疲労を抜いてパフォーマンスを上げる(テーパリング)ことは
重要です。
しかし、その疲労を抜くための「休む」選択は
トレーニングプログラム上必要な「休む」選択です。
雨の日に「休む」という選択は不必要な選択だと思います。
以上のことから私は、雨の日でもトレーニングは行いますが、
ほとんどのランナーの方は、基本的に休んでも問題ないと思います。

1日休んだくらいじゃそんなに変わらないということです。
雨の日のトレーニングを快適に行う考え方
休んでも問題ないということをお伝えさせていただきましたが、
ここでは雨の日でもトレーニングを行いたい方に向けて
効率の良いトレーニング方法を深掘りしたいと思います。
トレッドミルを利用する
雨の日でもジムに設置してあるトレッドミルを使用することで
快適にランニングをすることができます。
私のおすすめは、
コンビニ感覚でジムが使える「ちょこザップ」です。
「ちょこザップ」の良いところ
・ライザップが運営するジム
・コンセプトはコンビニ感覚で通う
・月額2980円
・扱いやすいマシンが多い
・24時間全店利用可能
月2980円で
トレッドミル、エアロバイクはもちろんのこと
各種筋トレマシンも使用することができます。
また、ちょこザップの一番の良さは
会員であればどの店舗でも使用することができることです。
自宅付近の「ちょこザップ」で行うも良し、
仕事終わりに会社近くのちょこザップで行うも良し、
出かけ先でちょっとしたスキマ時間に行うも良しです。
24時間・全店舗利用可でこの価格は、
雨の日だけ使いたい方でも入会しやすいと思います。
防水のギアで雨の日ながら楽しむ
防水シューズを使えば雨の日でも
濡れずに快適にランニングすることができます。
また、靴下にも防水のアイテムがありますので、
靴下・ランニングシューズをセットで防水にすることで
足元が濡れることは全くありません。
※画像クリックで商品ページにリンクします。
ポイント練習は別日にスライドさせる
雨の日のポイント練習ほど憂鬱なものはありません。
そんな時は、
翌日にポイント練習をスライドさせるのも良いと思います。
雨の日は足元が不安定にもなりやすく、
また、
筋肉が冷えやすいので怪我の原因にもつながります。
雨の日は無理にポイント練習をおこわなず、
負荷の少ないジョギングにシフトさせ
翌日以降にポイント練習はスライドさせます。
シャワーランを楽しむ
最後はシャワーランを楽しむ、です。
もう割り切って

走りたくない感情を騙して
普通に走りに行きます。
雨に対して喧嘩を売ります。
「雨ごときでこの俺がランニング休むと思うなよ?
ほうら、濡れても問題ないぜ?
もっと降れよ?ほら来いよ?
もっと俺を濡らしてみろよ?
ほら、俺なんて水溜りに
自ら足突っ込みに行くんだぜ??」
みたいな感じで走り出します。

…
……
………

雨の日のランニングって
最初の走り出しが憂鬱なだけで
いざ走り出してさえしまえば
一度濡れたら、もう気にすることは意外とないんですよね。
濡れたくないという理性が邪魔をしているんだと思いますので、
さっさと濡れて邪魔な理性を吹き飛ばしましょう!
明日から雨に喧嘩を売る
クレイジーなランナーが
全国的に発生することを期待しています★
まとめ
以上、
雨の日のトレーニングは行うべきかどうかを解説し、
行う際の効率の良い取り組み方を解説しました。
一つの参考にしていただければと思います。
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