マラソンでもおすすめ!モーションマッスルサポートスピードタイツをレビュー
今回はアシックスのパフォーマンスタイツである
「モーションマッスルサポートスピードタイツ」
を手に入れましたので
実際にトレーニングやレースで使用した感想を元に
レビューしたいと思います。
この「モーションマッスルサポートスピードタイツ」は、
パリオリンピックでは小山選手が着用していたモデルとなります。
また、
川内優輝選手などトップ選手もレースで着用する
コンプレッションタイツとなります。
そんな「モーションマッスルサポートスピードタイツ」ですが、
レースからさまざまなトレーニングまで使用してきましたが
マラソンレースからトラックレースまでどんなレースでも
着用をおすすめできるタイツと言えます。
使用タイツ
・2XUコンプレッションタイツ
・ミズノバイオギアソニック
・ノースフェイスインパルスショートタイツ
・キプランetc…
目次
モーションマッスルサポートスピードタイツのレビュー
実際にレースやトレーニングで使用して感じた
おすすめできるポイントや、
逆に、
ここはおすすめできない
という点を解説していきます。
オススメポイント①:足上がりの良さを感じる
このタイツの特徴は足上がりのサポート。
他のコンプレッションウェアは、
筋肉のブレを抑制にフォーカスしたもので
そのパフォーマンス向上の仕組みは、
筋肉の無駄な動きを減らしエネルギー効率を高める、
という構造になっています。
しかし、
このモーションマッスルサポートスピードタイツは、
ただ着圧を高めるだけのものではありません。
このタイツは、
前面と背面で使用生地を変えています。
前面部には伸縮性に優れたストレッチニットを採用されています。
格子状の柄は、デザインではなく、
伸縮性のサポートに一役買っています。
生地からも想像できるように、
伸びたら縮むという性質の高い素材です。
この伸縮の方向性は、
主に股関節屈曲筋(主に腸腰筋や大腿四頭筋)のサポートをしてくれます。
これにより足の後ろへの足流れや、
足を持ち上げる動作をサポートします。
実際に使用していても、
なんとなくではありますが
股関節の屈曲動作(主に足の振り上げ)をしやすい感覚はあります。
このサポート感が大きな差を生むのかは不明ですが、
マラソンとなると何万回も足の屈曲伸展動作を繰り返すので、
小さな影響が大きなサポートになるものと思います。
オススメポイント②:スマホを持ち運べる
背部には特徴的なポケットが付いています。
こちらにはスマホも入れることができるので、
マラソンレースやトレーニングで
スマホを持ち運びながら着用することができます。
ゴムポケットなのでスマホが揺れることもありません。
筆者が着用しているタイツでスマホが入るほどの
大きなポケットがあるのは
2XU・キプラン・ノースフェイスのインパルスショートタイツと
今回紹介するモーションマッスルサポートスピードタイツ
のみとなります。
また、大きなメインポケットの横に
ジェルを携帯できる程度のサイズのポケットが
二つ配置されています。
使用時にはスマホを持ち運びたいし、
ジェルも最低限持ち運びたいと言う方には
とてもおすすめできるポイントです。
ここは残念①:ポケットが機能的ではない
ここからは使用していて、
ここはもう少し改善してほしいというポイントを解説します。
スマホも入る程度の大きさはあるとはいえ、
けっこうギリギリなサイズ感。
また、
おそらく荷物の落下防止のための構造なのでしょうが、
ポケットの袋の部分に2箇所、縫製によって止められています。
これが使いにくい。
背部に手を回し、
小さなポケットの入り口に押し込みながら入れる。
取り出す際も、
ポケットから押し出すように取り出す。
立ち止まって取り出す分には気になりませんが、
やはり走りながらでは取り出しにくい構造です。
ポケットの機能性のみでいえば
ノースフェイスのインパルスショートタイツの方が良いでしょう。
サイズ感:やや緩め
筆者の身長体重、
各メーカーのタイツのサイズは下記の通り。
各タイツサイズ一覧
2XUコンプレッションタイツ:XS(最小2XS)
ミズノバイオギアソニック:XS(最小XS)
ノースフェイスインパルスショートタイツ:S(最小S)
キプラン:S(最小S)
モーションマッスルサポートタイツ:M(最小XS)
基本は全て展開の最小サイズで着用。
しかし、
今回のモーションマッスルサポートスピードタイツは
Mで使用しています。
小さめに作られているということ、
ユニセックスであるということを考えて、
XSではなくMサイズで購入。
実際に履くと
このサイズで良かったと思います。
他のタイツの方が全体的に小さめで、締め付けは強いなと感じますが、
実際にストレスなく脱ぎ履きすることを考えると
このサイズ感で良かったです。
他のタイツは履けなくはないし特段小さいとも感じませんが、
モーションマッスルサポートスピードタイツと比較すると
締め付けは強く感じます。
価格:11000円で平均的な価格
価格は税込11000円となっています。
似たような商品と比較して平均的な価格と言えます。
コンプレッション系やメーカー品のタイツは
おおよそ10000円前後の価格帯です。
価格はとにかく抑えたいと言う方には、
キプランのタイツがおすすめです。
(コンプレッションタイツではありません。)
使用用途:レース全般
適度なコンプレッション力と、
特殊生地による足の引きつけサポートは好感触で
レースではよく使用していました。
トラックレースはもちろん
マラソンレースで使用するのもおすすめです。
タイツの機能性はもちろん、
ジェルの持ち運びもしやすい3ポケット構造が便利です。
メインポケットは、スマホ(iphone16も入る)も収納できます。
サイドのポケットはジェルを一つずつ収納可能。
筆者はマラソンではスマホを携帯しない、
ジェルは多くても3つ程度なので、
この3つのポケットで
必要なものは持ち運びすることができます。
ジェルをもっと持ち運びたい場合は、
タイツのポケットだけでは持ち運びできません。
ジェルを3つ以上持ち、スマホも持って走りたいと言う方は
ノースフェイスのインパルスショーツがおすすめです。
まとめ
今回はアシックスのパフォーマンスタイツである、
モーションマッスルサポートスピードタイツをレビューしました。
実際に着用すると、
アシックスが提唱する、
足の振り上げサポートを実感することができるので
足が流れやすい方や、
マラソンレース後半に足が後ろに流れ出す人にはおすすめです。
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