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【レビュー】アディダスアディゼロSLがおすすめできる理由【SUB20】

アディダスから普段のジョギング用シューズとして

ニューモデルが発売されました。

 

このアディゼロSL、気になってはいるものの、

実際購入するとなるとしっかりとしたランナー目線で使えるのかのレビューが知りたい。

 

筆者
私も初めて履くメーカー、種類は購入するときは入念に下調べします。

この記事では、上記のようなお悩みをできるだけ詳細に解決できるように

記事を書いていきたいと思います。

 

記事執筆にあたり

2022年12月に発売されてから実際に履いて使用して約3ヶ月

実際に使用した距離は400km程度となりました。

だいぶ使用しこのシューズの良さがだいぶわかってきましたので

実際に使用してのレビューをしたいと思います。

アディゼロSLの購入検討をされている方、ジョギングシューズをお探しの方は

ぜひ最後までお読みください。

 

このブログの根拠

山田祐生
【プロフィール】
・高校時代陸上部(目立つ成績はありません泣)からブランク10年
・フルマラソン:未経験➡︎2時間17分台
・5000m:14分28秒、10000m29分52秒
全ての記録をセルフコーチング。

 

アディゼロSLどんなランナーにおすすめ?

さっそくどのようなランナーにおすすめかを記載しておきます。

アディゼロSLはデイリートレーニングシューズですが

他のクッショニングシューズとは異なり、

柔らかすぎるわけではなく、しっかりと、クッションに硬度があります。

そのため、以下のようなランナーにおすすめです。

 

おすすめできる人

・これからランニングを始めるランナーの1足目のシューズ

 

・全ランナー対応のジョギングシューズ

 

・または、サブ4を狙うランナーのレース用シューズ

 

 

さっそく深掘りしていきます。

 

\公式ならサイズ間違いも返品可能/

アディダス公式

 

商品詳細

 

アディダスのデイリートレーニングシリーズ

アディゼロのトレーニングモデルは3種類

アディゼロのトレーニングモデルは3種類

 

アディダス公式でのこのシューズ(SL)の位置付けは

「デイリートレーニングモデル」となります。

 

そしてデイリートレーニングモデルの中でも

中品質のモデルとなります。

 

デイリートレーニングモデルの最高品質モデルが

「BOSTON(ボストン)」シリーズ

最も安いラインが「RC」シリーズとなります。

これらデイリーシューズ3足の違いはミッドソールの素材の違いが挙げられます。

基本的に、高いモデルになるほどミッドソールの素材がいいものになっていると言えます。

 

ボストンシリーズ

ボストンシリーズに使用されている素材は

ライトストライクプロとEVA素材の2層構造です。

ライトストライクプロはアディダスの最上位レーシングモデルである、

「アディオスプロ3」にも使用されているミッドソール素材です。

そこに耐久性の高いEVA素材ミッドソールを下層に配置しています。

レースでも対応できるような高反発素材を使いつつ、耐久性を底上げしたモデルとなっております。

 

RCシリーズ

RCシリーズのミッドソール素材は「ライトストライク」

ライトストライクプロと比較して硬めの素材となります。

その分、シューズの価格は安価に提案されております。

定価は10000円前後ですので

トレーニングモデルとしては大変安いです。

筆者
デイリーランニングシューズの相場は通常15,000円〜20,000程度ですので10000円は安い方!

 

SLシリーズ

そして今回紹介するアディゼロSLのミッドソールは

ボストンシリーズと同じで

「ライトストライクプロ」と「EVA」素材の2層構造となっております。

 

 

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ではボストンシリーズとSLシリーズの違いはどこにあるのか…以下で深掘りします。

ボストンとSLのミッドソールの違い

ボストンシリーズとの違いは

「ライトストライクプロ」の量の違いです。

ボストンシリーズは上部全面に「ライトストライクプロ」が採用されております。

また、耐久性の必要な後足部はEVAを厚めに、

反発性が必要な前面には「ライトストライクプロ」を厚めに採用。

 

一方、SLシリーズには「ライトストライクプロ」は全面に配置されたEVAの前足部のみに使用されています。

 

筆者
2足の違いはプレミアムなミッドソールのボリュームの違いですね

 

重さは27cmで240g

ジョギングシューズとしては平均的な重さです。

重いものは300gも超えてきます。

 

現在のランニングシューズはジョグシューズであれば300gを超えると重い部類

レース用シューズであれば220g以内なら軽い、といった相場感です。

 

 

価格:14300円

価格は他社メーカーと比較すると比較的安価な価格設定です。

他のレビュー記事でも書きましたが、

 

ジョギングシューズの相場は

15000円〜20000円です。

 

それを考慮すれば、

若干ではありますが

平均よりも安価に手に入れることができます。

 

 

厚さは33mm、ドロップは8mm

 

後足部の厚さは3.3cm、

前足部の厚さは2.45cm

ドロップ差は8.5mmとなります。

 

ドロップ差が大きれば大きいほどつま先側に

重心が自然と流れる構造となり

サポート感の強いシューズとなります。

アディゼロSLは8mmですので

ドロップ差は平均的(ややドロップが大きめ)なシューズです。

 

 

ドロップ差(低ドロップ < 5mm < 高ドロップ)

ドロップ差が小さいほど裸足に近く、

 

ドロップ差が大きいほどサポート感が強い。

 

個人の感覚で言えば、5mmを基準にドロップの大きさを考えています。

 

 

 

 

筆者のアディゼロSLの使用用途

 

参考までに私の使用用途を記載しておきます。

ちなみに筆者のフルマラソンベストは2時間17分台なので

1kmのレースペースは3’15秒、

ジョギングペースは4’00〜5’00程度です。

3ヶ月400km近く走ってみて、

低強度:ジョグ、中強度:テンポ走、高強度:マラソンペース以上

で使用しました。

 

上記の結論でも書きましたがやはりペースが上がるにつれて

使用するのは難しくなります。

元よりジョグ用のシューズですので

スピードを求めるシューズではありませんので当然ですが

一応レビュー検証のため使用しました。

 

 

 

低強度(1km4’00〜5’00):◎

ばっちりハマります。

クッションは他のジョグシューズと比較すると硬めです。

この硬いクッションがしっかりとしたリターン(反発)を生み出します。

 

クッションが柔らかすぎるシューズは、

沈み込みがある分

リターンが少ないものが多いです。

 

アディゼロSLはどちらかというと硬度のあるクッションに感じます。

沈み込みのみに特化したクッションシューズというより

反発もしっかりと兼ね備えたシューズであると言えます。

 

反発(硬さ)とクッション(柔らかさ)はトレードオフ

一般的には、反発とクッションはトレードオフの関係にあります。

柔らかいクッションシューズは履いていてふかふかするので気持ちがいいのですが

反発(地面からの反力)は受けにくいです。

一方、反発性(地面からの反力)はクッションに硬さがあると受けやすくなります。

 

ランニング中の足首の安定性にも関係

また、ランニング中の足首の安定性にも関係してきます。

柔らかいモデルは、足首の安定性(大きく言うと体幹の力)がないと

うまく走ることができません。

 

バランスボールの上を走るのを想像するとわかりやすいかもしれません。

バランスボールの上に着地するにはしっかりと関節を固める意識が必要かと

思います。

逆を言えば、ソールの硬いシューズの方が走りやすいと言えます。

しかし、その分足裏への着地衝撃は直接受けることになりますので、

自身にあったシューズを選択すべきだと言えます。

 

おすすめの選び方

体幹力に自信のない方にはある程度硬めのクッションのシューズを

 

ランニング中の足裏のダメージが気になる方は柔らかめのシューズを

 

選択するのがおすすめかと思います。

 

 

 

中強度(1km3’30〜4’00):△

4’00切るくらいからやや足回しが追いつかなくなります。

3’30/kmともなるとスピード感もあるペースになりますが、

返しが弱いなと感じてしまいます。

また、重さも感じてきます。

より反発(返しが強いシューズ)を選ぶべきだと思います。

 

ジョグのペースよりも速いペースで走る際は

アディゼロタクミセンや、

アディオスプロ3がおすすめです。

 

\スピードを追い求める方向け/

アディオスプロのレビュー記事はこちら

 

 

高強度(1km3’15以上):✖️

このペースでは流石に使用できませんでした。

3’15/km(マラソンペース)で何キロ走れるかを行なって見たのですが

1kmで終了しました。

スピードを出すシューズではありませんので、

当たり前ではありますが、

低強度のジョギングで使うべきシューズだと感じました。

 

耐久性:400km使っても現役

2022年12月から使い続けて、上記写真は3月上旬に撮影。

ですので、3ヶ月は使用していることになります。

筆者は月間600km弱走っており、シューズ5足程度を使い回していますので

概算で350km〜400km程度は使用していることになります。

その程度使用したシューズが写真の通りです。

まだまだ新品に近いくらいに感じます。

デイリートレーニングシューズとしても耐久性は非常に高いと感じます。

 

動画でも解説してます

動画でも使用感をレビューしています。

実際にビギナーランナー、サブ3ランナー、サブ3.5ランナーにも

履いてもらいインタビューを行いました。

 

合わせてご覧ください。

 

 

まとめ:安定感高めのジョグシューズとしておすすめ

以上、ADIZERO (アディゼロ)SLの商品特徴を解説し、

実際に色々なペースで使用し、

その感想をもとにレビュー解説をしました。

 

おすすめの用途をまとめますと、以下のようになります。

 

おすすめの用途

・ジョグ用のデイリーシューズ

 

・ただのクッションシューズではない

 

・クッションよりも安定感を備える

 

・柔らかすぎないのでサブ4や初マラソンでも使える

 

 

気になる方はぜひアディダス公式よりお試しください。

 

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アディダス公式

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