【レビュー】アディダスアディゼロSLがおすすめできる理由【SUB20】
アディダスから普段のジョギング用シューズとして
2022年12月にニューモデルが発売されました。
・アディゼロSLをオススメされたけどどういうシューズなんだろう?
・他のアディゼロシリーズとの違いは?
・どういった使用シーンで使えばいいの?
今回の記事では、上記の内容を徹底的に解説し
どんなランナーにオススメなのかを解説レビューします。
目次
アディゼロSLどんなランナーにおすすめ?
さっそくどのようなランナーにおすすめかを記載しておきます。
アディゼロSLはデイリートレーニングシューズですが
他のクッショニングシューズとは異なり、
柔らかすぎるわけではなく、しっかりと、クッションに硬度があります。
そのため、以下のようなランナーにおすすめです。
こんな人にオススメ!
・これからランニングを始めるランナーの1足目のシューズ
・安定感の高いシューズが好きなランナー
・コスパの良いデイリーシューズを探しているランナー
さっそく深掘りしていきます。
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商品詳細
アディダスのデイリートレーニングシリーズ
アディダス公式での、アディゼロSLの位置付けは
「デイリートレーニングモデル」となります。
アディダスのデイリートレーニングモデルの中でも中品質のモデルとなります。
・デイリートレーニングモデルの最高品質モデルかつレースにも使える
「BOSTON(ボストン)」
・性能と価格のバランスの取れた「SL」
・アディゼロシリーズで最も安価なラインが「RC」となります。
これらデイリーシューズ3足の違いは、
ミッドソールの素材の違い(ボストンはプレートが内蔵)が挙げられます。
価格が高いモデルになるほど、ミッドソールの素材が上位素材になっていると言えます。
ボストンシリーズ
・二層のミッドソール
・グラスファイバー製のエナジーロッド
・その分やや高価
ボストンシリーズに使用されている素材は
ライトストライクプロ(PEBA)とEVA素材の2層構造です。
ライトストライクプロは、
アディダスの最上位レーシングモデルである、
「アディオスプロ3」にも採用されているミッドソール素材です。
そこに耐久性の高い、
EVA素材ミッドソールを下層に配置しています。
レースでも対応できるような高反発素材を使いつつ、
耐久性を持たせた作りです。
また、ボストンシリーズには、
グラスファイバー製のエナジーロッドが搭載されています。
筆者はジョグや軽めのロング走で使用しますが、
性能的にはレーシングシューズの位置付けです。
価格も18000円前後とハイエンドな価格帯です。
RCシリーズ
・ミッドソールは安価なモデルに多いEVA素材のみ
・耐久性だけは高いが性能は最低限
・価格も安価
RCシリーズのミッドソール素材は「ライトストライク」の単層ミッドソール。
ライトストライクプロと比較して硬めの素材となります。
その分、シューズの価格は安価。
定価は10,000円前後。
SLシリーズ
・二層のミッドソール
・ジョグシューズとしてはコスパ良し
そして今回紹介するアディゼロSLのミッドソールはボストンシリーズと同じで
「ライトストライクプロ」と「EVA」素材の2層構造となっております。
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重さは27cmで240g
ジョギングシューズとしては平均的な重さです。
重いものは300gも超えてきます。
現在のランニングシューズはジョグシューズであれば300gを超えると重い部類
レース用シューズであれば220g以内なら軽い、といった相場感です。
価格:14300円
価格は他社メーカーと比較すると比較的安価な価格設定です。
他のレビュー記事でも書きましたが、
ジョギングシューズの相場は
15000円〜20000円です。
それを考慮すれば、
若干ではありますが
平均よりも安価に手に入れることができます。
厚さは33mm、ドロップは8mm
後足部の厚さは3.3cm、
前足部の厚さは2.45cm
ドロップ差は8.5mmとなります。
ドロップ差が大きれば大きいほどつま先側に
重心が自然と流れる構造となり
サポート感の強いシューズとなります。
アディゼロSLは8mmですので
ドロップ差は平均的(ややドロップが大きめ)なシューズです。
ドロップ差(低ドロップ < 5mm < 高ドロップ)
ドロップ差が小さいほど裸足に近く、
ドロップ差が大きいほどサポート感が強い。
個人の感覚で言えば、5mmを基準にドロップの大きさを考えています。
実際に使ってみる
実際にジョギングで使用してみます。
思ったより沈み込まない。
アシックスのゲルニンバスやOnのクラウドサーファーのような、
クッションが柔らかく沈み込むような感触はない。
筆者自身ジョグシューズでは上記のような沈み込みの強いシューズを好んで履いていたので新鮮な感覚。
ただ、嫌な感覚はない。
むしろ安定感の弱いシューズを好んで使ってきたので、
このしっかりと地面に足がつく感覚を忘れていた。
ジョグシューズには、沈み込みの強いクッション系のシューズと
SLのような安定感の高いスタビリティシューズの二つに大きく分けられますが、
スタビリティシューズもいいなと感じました。
例えるなた芝生の上を走るか、コンクリートのロードの上を走るかの違い。
足に優しい(優しそう)なシューズを選んできたが、
足の返しのいいSLもいいなと思いました。
やや蒸れる感覚が気になる
ロングジョグなどしているとやや足が蒸れるなと感じます。
おそらくアッパーの耐久性を高めるために、
やや厚めに設計されているのでしょう。
靴下は蒸れにくい靴下の
和紙素材のイトイエックス
麻素材のインナーファクトなどを合わせて着用することをお勧めします。
耐久性:500km使ってもソールのすり減りはほぼない
2022年12月から使い続けて、上記写真は3月上旬に撮影。
ですので、3ヶ月は使用していることになります。
おおよそ500km近く使った後のソールの状態です。
過去使ったシューズと比較してもけっこうキレイにソール残っているなという印象。
耐久性はとても高く感じます。
動画でも解説してます
動画でも使用感をレビューしています。
実際にビギナーランナー、サブ3ランナー、サブ3.5ランナーにも
履いてもらいインタビューを行いました。
合わせてご覧ください。
どんなランナーにオススメ?
・これからランニングを始めるランナーの1足目のシューズ
安定感の低いクッションシューズは扱いが難しいと感じる方も多いので、
そういった方にはオススメと言えそうです。
・安定感の高いシューズが好きなランナー
クッションは硬めで安定感が高いのでそういったシューズが
好みの方には合いそうです。
シューズの感覚として近いのはクラウドモンスター2が近く感じます。
・コスパの良いデイリーシューズを探しているランナー
耐久性も高く、セール価格を狙えば10000円前後で購入できるので
デイリーシューズの一足として使うのはアリだなと思います。
まとめ:安定感高めのジョグシューズとしておすすめ
以上、ADIZERO (アディゼロ)SLの商品特徴を解説し、
実際に色々なペースで使用し、
その感想をもとにレビュー解説をしました。
おすすめの用途をまとめますと、以下のようになります。
おすすめの用途
・ジョグ用のデイリーシューズ
・ただのクッションシューズではない
・クッションよりも安定感を備える
・柔らかすぎないのでサブ4や初マラソンでも使える
気になる方はぜひアディダス公式よりお試しください。
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