コスパは最高Earfun Openjumpレビュー
今回はEarfun Openjumpを提供していただきましたので徹底レビューします。
EarfunのOpenjumpはスポーツ向けのオープンイヤーイヤホンです。
その特徴は、
空気伝道で音を耳に届けるオープンイヤーイヤホンです。
有名メーカーのものでは2万円前後のものがありますが、
中国系メーカーを中心に1万円以下のイヤホンも多く台頭してくるようになりました。
こちらのEarfunも中国のオーディオブランドの一つです。
今回はその、Earfunの Openjumpを
・高価格帯のものと比較してどうなの?
・購入するときに気をつけたい良い点/悪い点は?
など購入する際に気になるであろう点を実際に使ってみた
正直な感想で徹底解説します。

目次
Openjumpの優れた点
早速ですが、このイヤホンの優れた特徴を3つ挙げたいと思います。
・出力ボリュームの大きさ
・充電の速度(10分で2時間使用可能)
・アプリ連携で細かく音声調節可能
この3つの特徴にイヤホンに求める性能の比重が大きければ
Openjumpを購入する価値は高いでしょう。
出力ボリュームの大きさ
このイヤホンの大きな魅力は、
出力ボリュームの大きさにあります。
筆者自身トレーニングはというと、
ロードはもちろん、ジムでのトレッドミル、
低酸素ルームでのトレッドミルと
様々な環境でトレーニングを行います。
イヤホンのボリューム音は、
比較的ロードでは気にならないものの、
トレッドミルの音や、低酸素ルーム特有の機械音があると、
今まで使っていたもの(メイン機はShokzオープンランプロ)では
音量が物足りないことが多かったです。

そこでよく私はトレッドミルでは
インナーイヤー型のものを選択することが多かったのですが、
Openjumpなら、
ひどい雑音の中でも、
イヤホンの音をしっかりと聞き取ることができます。

使っているイヤホンの音量に不満がある方は、
出力ボリュームという点でイヤホンを考えてもいいかもしれません。
充電の速度(10分で2時間使用可能)
充電の速度は10分で2時間分の充電が可能です。
これもメリットと言えます。
走る前に充電がない…と気づいた時でも
準備体操中にその日のトレーニング分くらいは充電可能です。
昨今では急速充電も珍しい機能でもなくなってきた
ただし、
急速充電の性能も最近では珍しいものではなくなってきているように思います。
むしろ今後は、
この急速充電は防水と同じように標準機能の一つになり
優位性で語れるものではなくなるかもしれません。
アプリ連携で細かく音声調節可能
専用のアプリをインストールすれば、
音質の調整を細かく設定することができます。
イコライザーの自由設定や、
ゲームモード、シアターモードなどがあります。
ゲームモードでは音量のレイテンシーを少なくすることができるようです。
ただし有線のイヤホンと比べると、
多少の音の遅延は発生するので気をつけてください。
筆者の場合、
FPS系のゲームや、編集作業では音の遅延が気になり使えませんでした。
実際に使ってみてここはイマイチ…と思った点
ここからは、
実際に使ってみてここはイマイチだったかも…という点を紹介します。
・汗の量によっては落ちる
・水没すると音が篭る(聞こえにくい)
・約半年使って充電器との接続が悪くなっている
この辺りが、気になる方は別のイヤホンも検討してもいいかもしれません。
汗の量によっては耳からズリ落ちる
冬場のランニングでは特に気になっていなかったのですが、
夏場のランニングで使ってはじめてこの点について感じました。
夏場などは、
汗をかきやすい方は耳からズリ落ちます。
これはランニングのスピードも関係するかもしれません。
筆者の場合は、真夏日の昼間一年汗をかくであろう時間帯に使うと
30分も運動すれば、汗のせいで耳からズリ落ちてしまいます。
フック型のオープンイヤーはこの点が難点です。
この点に関しては、Shokzの骨伝導イヤホンなら気になりません。
水没すると音が篭る(聞こえにくい)
これも汗の影響なのですが、
汗がイヤホンの音を出す部分に
水滴が溜まります。
そのせいで音がこもったような状態になります。
この水没はイヤホンの水滴を拭き取れば問題ありませんが、
ロングランなどのトレーニングで使うとなると
使う際にストレスを感じます。
ただしこれもイヤホンの宿命とも言えるかもしれません。
その特性上、汗や雨で濡れても音がこもらないイヤホンは存在しないのかもしれません。
約半年使って充電器との接続が悪くなっている
イヤホン自体は充電器との接続で本体のON/OFFができます。
本体から取り出すことで自動的に電源ONになり、
Bluetoothに登録されているデバイスに自動接続されます。
使用後は本体に戻すことで電源がOFFになりBluetoothも解除されます。
しかし、
半年ほど使い込んだくらいから、
この本体との接続が不安定になりました。

本体に戻すだけで充電するようなイヤホンで
特に、保証がないメーカーのものだと
イヤホンは使えるのに、
充電できずに使えなくなった
というパターンはよく起こります。
Earfunは2025年8月現在は
保証も18ヶ月ついていますので、
カスタマーセンターとのやりとりが面倒でない方は、
充電トラブルが起きても交換してくれるかもしれません。
いずれもオープンイヤーイヤホンならでのメリットデメリット
しかし、
いずれもオープンイヤーイヤホン
の宿命とも言えます。
様々な価格帯のイヤホンを使ってレビューしていますが、
5000円前後のものはすぐに上記のトラブルが起こる、
2万円のものは起こりにくいかな、というレベルです。
Earfun Openjumpの詳細
商品名: Openjump
価格:8,990円
防水性能:IPX7
充電性能:
1回の連続再生11時間
本体と合わせれば42時間
その他:マルチポイントシステム
価格:8,990円
価格は8,990円。
有名メーカーのものだと20,000円前後のものも多いため、
価格としては安め。
防水性能:IPX7
防水性能はIP X7とかなりの高性能
ちなみに、IPは防水・防塵の規格のことで、
続く2文字がその性能の高さを表す。(1文字目が防塵、2文字目が防水の等級を表示)
基本数字が大きいほど性能が高く、「X」は性能なしを表す。
Openjumpの場合は、IP X7なので
防塵性能はないものの、防水性能は7と最高級レベルの防水性能。
雨や水没に強いと言えます。
ただし、本体自体は防水性能はありませんので注意です。
充電性能:最高42時間で高水準
1回の連続再生時間は11時間持ちます。
本体と合わせれば42時間も充電なしで使用可能です。
比較するとSHOKZの同一商品だと11時間(本体込み48時間)と
ほぼ同性能となっています。
マルチポイントシステム
マルチポイントシステムは、
1つのBluetooth機器で複数の親機(スマートフォン、PCなど)と
同時接続できる機能のことです。
例えば、スマホとタブレットをあらかじめBluetooth登録しておけば、
イヤホンを使ったときに、どちらのデバイスにも接続されていますので
使用したに自動接続されます。
Earfunはどこのブランド?
Earfunは中国の深圳(シンセン)で設立されたオーディオブランドです。
中国はオーディオブランドの新設も多く、
各社他メーカーとの違いや強みを押し出しています。
上記で挙げた特徴がありますが、
筆者が感じるEarfunの利点は、コストパフォーマンスに優れている点だと思います。
耐久性、一定の音質、使いやすさ、
それらを踏まえての価格(8990円)
非常に優秀だと実際に使ってみて思います。
安かろう悪かろう?
他のイヤホンと比較してどう?
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