【レビュー】NBFreshFoamX1080v13(フレッシュフォーム)はジョグ用シューズの神となるのか?
今回はNBから新たに発売された
「Fresh Foam X 1080 v13(フレッシュフォームエックステンエイティ)」を
徹底レビューします。
今回の記事の要点まとめ
・ミッドソールはフカフカの柔らか系
・その為「ゆっくりジョグ」では使い勝手が良い
・スーパーコンプというNBのシューズとは使い分けが明確
・その他メーカーのふかふか系ジョグシューズとも比較
皆さんの無駄な買い物にならないよう詳しく解説します。
ぜひ最後までお読みください。
▼動画でも簡潔に解説▼
目次
フレッシュフォームv13の使用用途
このシューズの使用用途は「リカバリーラン」「ゆっくりジョギング」となります。
よほどのことがない限りマラソンのレース用シューズとはなりません。
また、ジョギングの中でも調子を上げるために
少しペースを上げるような「快調走」というジョグもありますが、
こちらにも他のシューズの方が良いと思います。
ジョグは2種類【できるだけゆっくりorテンポ良く】
筆者の中では、
ジョギングをする際にシューズに求めるものは
2つあって、その時々にシューズを使い分けしています。
①ほんっとにゆっくり走りたい時
②疲労も感じないしテンポ良く走りたい時
この二つです。
それぞれで履きたいシューズが異なります。
①ほんっとにゆっくり走りたい時
40km走をした翌日や、
ポイント練習を行なった翌日は、
身体の疲労を感じますし、
筋肉痛が起きていることも多くあります。
記録を狙うランナーの多くは
筋肉痛の中でもジョギングを行います。
練習はつないで行う必要があるので、
可能ならとてもゆっくりでもいいので走りたいのです。
線でつなぐ
全く走らずに完全休養をするのが
一番、疲労は回復するのですが、
マラソンや長距離で記録を狙っていくには
ジョギング程度なら走っても
疲労回復できる、いわゆるリカバリージョグを
行う必要があります。
そんな時に反発をもらえるシューズは逆効果です。
ゆっくり走りたいのに、ゆっくり走れないシューズは相性が悪いのは明白です。
筆者はこういった「ゆっくり走るジョグ」の時には、
クッションがふかふかで柔らかいシューズを選びたくなります。
②疲労も感じないしテンポ良く走りたい時
前回のポイント練習から日が経ち、疲労もない。
次のポイント前に少しジョグの質を上げていきたい。
そんな時のジョギングでは、ゆっくり走るというよりは
心地よい中でペースが自然と上がっていくのが理想です。
できるだけゆっくり走るのではなく、
心地よい範囲でペースアップしていくように走りたいのです。
こういった「快調走」の時には、
クッションのふかふか感よりも推進力を感じるシューズを選びたくなります。
同じNBのシューズで言えば、
「The FuelCell SuperComp Trainer(フューエルセルスーパーコンプトレーナー) 」
シリーズの方が合っていると思います。
Fresh Foam X 1080 v13は【ゆっくり走れる】ふかふかシューズ
実際に履いてみた使用感ですが、
FreshFoam X1080v13はゆっくり走る時に使いたくなるようなシューズでした。
ふかふかのクッションですので、
走っていて楽しさすら感じることができます。
しかし逆を言えば、
②の用途としては役不足かもしれません。
その場合は、他のシューズを選択する方が合理的でしょう。
テンポ良く走りたい時にはテンポ良く走れるシューズを選ぶ方が良いです。
商品詳細
商品名:Fresh Foam X 1080 v13
Fresh Foam X 1080 v13(フレッシュフォームエックステンエイティ)
サイズ感:マイサイズの26.5cm
筆者は26.5cmを着用。
マイサイズ通りとなります。
サイズ感はややゆとりのある前足部分。
ただ、公式での案内を見ても
リラックスして履くようにゆとりを持っているので
このサイズ感で問題ありませんでした。
価格:18,700円
価格は18,700円と相場感で言えば普通でしょうか。
Amazonでは定価よりも安く購入できます。
15000円以内で購入できれば性能的にも
とてもコスパの良いシューズだと感じます。
ミッドソール:フレッシュフレッシュフォームX
ミッドソールには「フレッシュフォームx」を使用。
NBフレッシュフレッシュフォームXは、
ソフトな履き心地と耐久性を備えたNB独自のミッドソール素材で、
EVA素材を独自の配合で発泡させたものとなります。
▼ソールの素材の違いによる性能差をまとめた記事はこちら▼
デザインかと思われた、このクッションのが
ハニカム構造となり、
とても柔らかいクッション感を生み出しています。
潰れたこのクッションは元の形状に戻ろうと反発を生み出します。
このようにただ柔らかく着地衝撃を受け止めるだけでなく、
しっかりとエネルギーリターンを推進方向に変えているのがわかります。
結論として、
ジョギングシューズとしての完成度はとても高いと思われます。
ゲルニンバス25との違いは?
気になるのは他のジョギング用シューズと比較してどう違いがあるのかという点かと思います。
アシックスのゲルニンバス25、シューズの性能が近いと思います。
どのように違うのでしょうか。
結論で言えば、
・ジョグシューズも軽いものが好きなら「フレッシュフォーム1080」
・より厚いクッションを求めるなら「ゲルニンバス25」
・デザイン性は個人の感想ですが、「フレッシュフォーム1080」かな
両方とも26.5cm。
重さはNBフレッシュフォームx1080の方が約20gほど軽い。
厚さはゲルニンバスの方が5cmとクッションのボリュームは圧勝。
厚さ5cmはなかなか他のシューズにはない厚さ。
使用感は、ほぼ一緒ですのであとはフィット感など
好きなメーカーのものを選ぶのが良いと思います。
個人的にはNBの青のデザイン性が好きなので
どちらも持っていなく1足を選ぶなら…
今現時点なら、遠征時のカジュアルシューズとしても使いたいシューズが欲しいので
NBのフレッシュフォーム1080の
ライトブルーを選ぶかなと思います。
また、価格面の優劣もコスパという面では大事になってきます。
その点で言っても、両者はけっこう近いものがあります。
asicsゲルニンバス:19800円
NB フレッシュフォーム1080v13:18700円
定価ではほぼ同価格。
アマゾンでセール状況次第ですが、
調べてみた感じ、23年11月現在は
NBの方がセール価格込みで見るとやや安くコスパがいいと言えそうです。
▼ゲルニンバス25のレビューはこちら▼
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