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【徹底レビュー】Cloudsurfer next(クラウドサーファーネクスト)はサーファーとは全くの別物

今回はOnから2024年8月に発売された

Cloudsurfernext(クラウドサーファーネクスト)をレビューします。

 

結論から書くと、

前作Cloudsurfer(2023年モデル)のファンであれば

全くの別物ですので注意が必要です。

 

前作は、フカフカの【クッションシューズ】という位置付けですが

今作は、接地感のしっかりとした【スタビリティシューズ】です。

 

 

メモ

 

どうやら、

Cloudsurfer(クラウドサーファー)の後継機ではなく、

Cloudgoの後継機となるようです。

サーファーとして出したのは疑問です。

筆者のように

Cloudsurfer(クラウドサーファー)が気に入っており、

その新作モデルと思って

購入してしまい

肩透かし感を感じる人が

いないようにしていただければと思います。

 

 

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購入経緯

購入しようと思ったのは下記の理由の通り。

  • ・前作が最高のジョグシューズであったこと
  • ・より競技思考シューズになっていること

 

前作が最高のジョグシューズであったこと

前作のレビューこちらをご覧ください。

前作のCloudsurfer(クラウドサーファー)が気に入っており、

新作が発表されるタイミングでは

買い替えたいと思っていました。

 

より競技思考シューズになっていること

また、今作の

Cloudsurfernext(クラウドサーファーネクスト)は

Onの企業としての方向性が

ファンラン的思考から

アスリート思考に変わった後に発売されたということ。

 

筆者としても、

ファンラン<競技者目線

でランニングシューズを見ているので

Onのものづくりの考え方が変わった後のシューズということで

非常に期待しており、購入をしました。

 

 

 

今作と前作の主な違い

そんな今作のCloudsurfernext(クラウドサーファーネクスト)の

前作からのアップデートは主に3点です。

  • ・アッパーの変更(パフォーマンス特化)
  • ・スピードボード搭載(前作は非搭載)
  • ・グリップの強化

 

さらに公式の情報を見るに向上した点が1点

  • ・ロッカー機能の向上

 

そして、

マイナス要素な変更点が、もう一点

  • ・重さが223gから263gと重量シューズに

 

アッパーの変更(パフォーマンス特化)

アッパーはウーブンメッシュとなり、

通気性が向上したらしい。

素材的には前作の布っぽい生地からケミカルな生地になりました。

 

アッパーの生地は正直どっちがいいというのは感じませんでした。

用途がジョギングシューズですので、

あまり気になるような部分ではないかなというのが感想です。

 

スピードボード搭載(前作は非搭載)

Onのシューズには基本搭載されているスピードボード。

前作はクラウドテックフェーズが

スピードボードを搭載せずとも、

推進力を生み出すことができるという理由で

搭載されていなかったのですが、

今作からスピードボードを搭載されました。

 

クラウドテックフェーズとスピードボードの両方を搭載していたのは

Cloud eclipse(クラウドエクリプス)のみ。

 

名前
しかし…Eclipseは思ったよりも評価は高くなくやや不安…

 

グリップの強化

グリップも前作よりも面積を広く搭載。

踏み込んだ時にはより力強いキックができそうです。

 

ロッカー機能の向上

ロッカー機能はソールの反り返りを強くすることで

重心を前に倒しやすく

足の流れをサポートする機能のことです。

クラウドテックフェーズの機能と合わさり、

重心サポートをしてくれるシューズと言えます。

 

重さが209gから263gと重量シューズに

スピードボード搭載により重くなったとのことですが

これは明らかにマイナスアップデート。

 

前作は209gとデイリートレーナーとしては

他メーカーと比較しても

群を抜いて軽いシューズだったのですが、

今作Cloudsurfernext(クラウドサーファーネクスト)は、

26cmで265gと、

重くはないものの

特異的な軽さを失ってしまいました。

 

 

軽くて柔らかいという点に

魅力を感じていた方には

マイナスの評価となるでしょう。

 

ファーストインプレッション

ミッドソールの硬度を確認。

手で押してみる。

正直、硬いなと感じた。

 

元より前作のクラウドサーファーの

他にはない柔らか過ぎるクッションを

想定していたこともあり、肩透かし感。

 

 

クッションの硬度としてはクラウドモンスター2と近い。

こちらのシューズも

前作クラウドモンスターから

硬めのスタビリティシューズに寄せた

アップデートだったため

On的には、

シューズはやや硬めのものに

昇華しようとしていると思われます。

 

足を通す。

ファーストインプレッションは、やや個人的には相性が良くない。

 

シューホールがやや硬く上手くヒモをぎゅっと絞れない感じ。

全体的に締まりが甘い。

ややマイナスかな。

 

足踏みした感じも、前作感じたビビッとくる衝撃は感じない。

 

決して悪いわけではないが、

何かずば抜けた特徴も感じられない。

 

良くも悪くも

よくある性能の高そうなデイリートレーナー

という印象を感じました。

 

名前
マスを狙うにはこのくらいの特徴のなさがいいのでしょうか…

 

前作の突き抜けた柔らかいという特徴がなくなり、

クッション感は他のシューズと同じような、

柔らかさと硬さのちょうどいいバランスをとりに行った感じ。

 

サイズ感や

実際に走ってみた感想は下記トピックでまとめます。

 

サイズ感

筆者はワイドモデルをハーフサイズ下げで購入。

普段26.5cmですが今作は26.0cmで購入。

レギュラーモデルなら26.5cmを買っていたと思います。

履いた感覚としてはフィットするという感覚はありません。

しかし、

これ以上サイズを下げてしまうと

足長が合わない。

 

筆者は、そこまでワイズは広くありませんが

都合上(近くの実店舗にはワイドモデルのみ展開)、

ワイドモデルを購入しました。

 

おそらく、

レギュラーサイズで履いてきた人は

レギュラーサイズがいいと思います。

 

 

ワイドモデルと通常モデルの2種類

今作はレギュラーサイズとワイドモデルの2型展開。

人気作ということもあるため、

気合が入っています。

 

型数・カラーが多い=人気話はそれますが…

生産的には一つの型に絞る方が生産コストは低くなります。

ですので人気のモデルでなければ、

基本はレギュラーの1型のみが通常です。

それだけ、型数・サイズを展開しても売れるという

根拠(前作の人気)があるためでしょう。

 

 

実際に使ってみる

シューズの特性的にはおそらく

デイリートレーナーのなると思います。

 

ですのでオススメの使用用途はジョグです。

ペースは5’30〜4’00/km程度で使用。

筆者にとってはこのペースがジョグとなります。

(ジャックダニエルズのEペースよりもやや遅い)

 

履いた感触としては、やや硬いなという印象。

スタビリティシューズとしてみれば、

ちゃんとその性能は感じれます。

 

 

やや使用感悪く後日少し速めにでジョグ

後日、もう少し速いペースで履いてみます。

3’50/kmくらいで走ってみる。

 

この速度帯は走りやすいかもしれない。

そこそこきついはきついけど、ペースは維持できる。

しっかりとスピードボードの恩恵があるのでしょう。

 

前作は、
とにかく柔らかさ重視の

LSDやリカバリージョグ用途な感じがしましたが、

今作に関しては、

ややモデラート( 中強度、 Eペースの上限値)寄りで使うのが

ベストかもしれません。

 

 

名前
となれば用途(=ライバルとなるシューズ)はクラウドモンスターと完全に同じです。

 

もう少し重量が軽ければ、

シューズの良さもより引き出されるはずなので、

気が早いですが次期作の軽量化に期待したいと思います。

 

 

オススメはモデラート走

ゆっくりのジョグでも使えますが、

オススメはジョグよりは早めなモデラート走での使用がオススメです。

 

テンポ良く走るとリターンがよく、

ペースを上げることができます。

 

価格は18,700円で良心的

性能は大きく変わったものの、

スタビリティシューズとしてみれば、

そこまで悪いシューズではないなと思いました。

 

実際に価格も、18,700円で

比較的高価なOnのシューズの中では買いやすいです。

 

個人的には、

Cloudmonster2とは

用途も同じで、

ライバルシューズになると思いますので、

そう考えれば価格面で言えば、

明らかにクラウドサーファーネクストが良シューズです。

 

 

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