【実機レビュー】HUAWEI WATCH GT6はガチランナーに通用するか?徹底検証
ランニングウォッチを選ぶ際、
「トレーニングに必要な専門機能」と「ビジネスや日常でも使えるデザイン性」のどちらを優先すべきか、
悩むランナーは多いのではないでしょうか。
今回は、木村拓哉さんがアンバサダーを務めることでも話題の最新スマートウォッチ
「HUAWEI WATCH GT 6(46mmモデル)」。
こちらをご提供頂いたのでレビューしていきます。

月間走行距離やタイムにこだわる「ガチランナー」の視点から、
本製品のランニング性能、ヘルスケア機能、
そして日常生活での利便性について、
メリット・デメリットを忖度なしで検証しました。
さっそくこのウォッチの結論ですが、
よく言えば
Apple Watchのいいところと、
Garminなどのスポーツウォッチのいいところを
持ち合わせた、いいとこ取りなウォッチと言えます。
しかし、
それぞれのウォッチの全ての機能があるわけでは無いので
どっちつかずにも感じるところがあります。
具体的には、
Apple WatchにもGT6にもできること
・通知設定や、ラインへの定型文返信
・カメラのシャッター設定
・ヘルスケアアプリの充実
・日常使いがしやすいデザイン
GarminにもGT6にもできること
・莫大なバッテリー容量
・GPS機能
・高度なランニング機能
しかし、
Apple WatchにできてGT6にできないこと
・電子マネーのウォッチとの連携
GarminにできてGT6にできないこと
・軽量性
使ってみて感じたそれぞれのメリットデメリットはこのような形です。
下記で詳しく、レビューしていきます。
1. デザインと装着感:スポーツウォッチを超えた高級感
パッケージを開封してまず目を引くのが、
その圧倒的な「高級感」です。
八角形をモチーフにした幾何学的なデザインと、
ダイヤル部分に施されたダイヤモンドのようなカッティング加工は、
プラスチック主体のお世辞にもデザイン性があるとは言えないランニングウォッチとは一線を画しています。
僕はこの時点で【ランニングをメインで使いたい】という人よりも、
日課でジョギングを週2〜3回くらいしている、
マラソン大会は仲間と年に1回くらい年間行事として出ている
といった【7割日常メインで3割運動】といった方に向いているなと思います。
- デザイン性: スーツやオフィスカジュアルにも違和感なく馴染む、洗練された外観です。
- ディスプレイ: 1.47インチの大画面AMOLEDディスプレイを採用しており、視認性は非常に高いです。
- 重量: ベルト込みの実測値で77g。
デザイン性
時計本体の素材もスポーツウォッチには珍しい光沢のあるデザイン。
またカッティングにもこだわりを感じられ、ドレス感すら感じます。
ディスプレイ
サイズは1.47インチ、
液晶はAMOLEDディスプレイを採用。
画面サイズも非常に大きく視認性は高いです。
重さ:77g(重い)
77gという重量は、1gでも軽量化したいレース本番用のウォッチと比較すると、重さを感じます。
0.1秒を競うトレックランナーや、少しでも軽いものを選びたい方には不向きかと思います。
2. ランニング機能:フォーム改善に役立つ「可視化」技術
趣味のマラソンで使うイメージが強いGT6ですが、
ランニング時の機能は使えるものが豊富で競技者にも満足いく機能性です。
特筆すべきはランニングフォームの分析機能。
リアルタイムでのフォーム分析
GPS精度や心拍数計測といった基本機能に加え、以下の指標をリアルタイムで計測・表示します。
- 上下動
- 接地時間のバランス
- 垂直運動
これらは、ランニングエコノミー(走りの効率性)を高めるために不可欠なデータです。
特に、フォームを見治したいというランナーにとっては
自分の走りの癖を数値で客観視できるため、
非常に有用なツールとなります。
その他ランニング機能になくてはならない機能は当然搭載
・GPS機能
・ラップ計測機能
・トラックラン、トレッドミルモードなど
GPSは即位の性能は前作から20%向上しているそう。
おおよそ5秒程度では現在地を即位しすぐに走り出せます。
ラップ機能も当然ながら1kmごとの自動ラップモード、
自動ラップをオフにする機能もあります。
様々なアクティビティに対応したモードも当然搭載。
競技場でのGPSのズレを抑える「トラックランモード」
トレッドミルモードもあります。
ランニングで使うなら重視したいバッテリー
ランニングで使うならバッテリーの性能は重要です。
アップルウォッチがランナーに広まらないのは、このバッテリーにあります。
GT6は通常使用で最大14日間(ヘビーユースでも数日間)持続するため、
毎日の充電ストレスから解放されます
3. ヘルスケア&スマート機能:QOLを高める独自の機能
GT6の大きな魅力は、スポーツウォッチの枠を超えた「スマートウォッチとしての完成度」の高さにあります。
独自の「感情トラッキング」機能
HUAWEI独自のアルゴリズムが、心拍数や睡眠データなどのバイタルサインからユーザーの**「感情(コンディション)」**を推測し、可視化します。
- 不快(ストレス過多など): ディスプレイが紫色に変化
- 快適(良好な状態): オレンジ色になり、花が咲くエフェクトが表示される
自身のメンタルや体調の変化を直感的に把握できるため、オーバートレーニングの防止や体調管理に役立ちます。
日常生活を便利にする機能群
ランニング以外の時間、つまり日常生活における利便性も非常に高く設計されています。
- 通知への返信機能: メッセージの閲覧だけでなく、定型文での返信が可能です。
- 単体での録音機能: スマホを取り出さずに、時計だけで音声メモを残せます。
- リモートシャッター: ランニング中の撮影や集合写真で重宝します。
その他基本のアプリでできること
電話:
スマホと連携することでウォッチで電話をかけることができます。
血中酸素:
ボディメーカー:
消費カロリーと摂取カロリーを計算
メモ帳
アラーム:タイマー
懐中電灯
電卓
4. 実際にランニングで使ってみる
ランニングで使ってみます。
初期設定では音声ガイドがあります。
この音声ガイドはオフにもできます。
表示画面は画像の通り。
走った距離や平均ペース、心拍数など必要な表示はすべて搭載。
気になったのは、こちら。
消費カロリーや歩数なども瞬時にわかります。
ダイエットでランニングに取り組んでいる方には便利。
このモードはなんだろうと思っていたのですが
AIが自動で過去のトレーニングログから
適切なペースを提案してくれています。
それに対して自分の今のペースが速いのか遅いのかを表示してくれています。
GPSの補足も速くストレスはありません。
若干気になるのはやはり重さでしょうか。
筆者のメインデバイスがCOROSのPACEpro(45g程度)なので、
親しみ慣れたあの軽量性からか、若干重く感じます。
左右差を確認してみる。
たぶん正確ではありそう。
25分地点で大きく左右差がずれているがちょうどここで河川敷を折り返した。
おそらくその傾きが計測されていそう。
トレーニングログはHUAWEIの専用アプリで自動で転送されます。
5. 購入前に知っておくべき注意点
導入を検討する上で、以下の点は留意しておく必要があります。
操作体系の違い:
GARMINやCOROSなどの他社製ランニングウォッチに慣れている場合、ボタンの役割(ホーム画面への戻り方や決定ボタンの位置など)が異なるため、慣れるまで操作に違和感を覚える可能性があります。
COROSなどから乗り換えの方は最初は慣れないかも!
重量の適性:
前述の通り77gあるため、純粋な競技用デバイスとしての軽さを最優先するランナーには
不向きな場合があります。
競技用の時計はとにかく軽く!という方にはお勧めできません
5. 総評:3万円台で手に入る日常使いメインの「ハイブリッド・ウォッチ」
価格:33,080円(税込・レビュー時点)
昨今のランニングウォッチが高機能化に伴い高騰する中で、
これだけの外装品質と多機能を備えて3万円台という価格設定は、
非常にコストパフォーマンスが高いと評価できます。
本製品をおすすめしたいユーザー
ライフスタイルランナー:
ランニングは競技的な楽しみではなく、
ダイエットの一環で週末に時間があれば少し走る、や
色んなエクササイズを趣味で行う方が、
であり、オン・オフ問わず同じ時計を着用したい方。
多機能性を求める方:
ランニングデータは計測したいが、
Apple Watchのような通知・返信機能や高級感も捨てがたい方。
コストパフォーマンス重視の方:
デザイン性はスポーツ感を感じない高級感のあるデザイン。
ランニングウォッチの相場で見れば比較的低価格。
ヘルスケアやその他様々なシステムを使える広い使い道。
HUAWEI WATCH GT 6は、「ランニングウォッチのデータ計測能力」と「スマートウォッチの日常的な利便性」を高い次元で融合させた一台です。日々の生活の質(QOL)を向上させたいランナーにとって、有力な選択肢となるでしょう。
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