【レビュー】グライドライドが全ランナーにオススメできる理由
・ランニングを始めたいけど、どんなシューズを選べばいいかわからない…
・高いランニングシューズと安いシューズの違いがわからない
・アシックスの「グライドライド」の評判はどうなんだろう?
当記事では上記のお悩みを解決するために
アシックスのライドシリーズのシューズである「グライドライド」をレビューしたいと思います。
アシックスのグライドライドは、入門者向けのランニングシューズであり、比較的高価格帯の製品です。
高価格な理由やシューズの詳細は
以下に、私の詳細なレビューしました。
結論は、
・アシックスのライドシリーズの中でもトップクラスに優れている
・ロッカー構造が走っていてとても気持ちがいい
・定価は高めだが、型落ち・Amazonを探せば安価に購入可能
以下で詳しく解説します。
▼動画でも解説▼
目次
アシックス渾身?の「ライド」シリーズ
「ライド」シリーズは2019年にアシックスより発売された
走りやすさを追求した「ロッカー構造」を持ったシューズで、
エボライド、グライドライド、メタライドの3つのシリーズのことを指します。
それぞれ、の違いを表にまとめます。
シューズ | ひとことで言うと | 重量 | クッション性 | 価格 |
エボライド | ライドシリーズ最安値 | 210g | 中 | 18,700円 |
グライドライド | 中間ポジション | 231g | 高 | 19,800円 |
メタライド | ハイエンドモデル | 310g | 高 | 29,700円 |
2019年前後といえば、ナイキのヴェイパーフライが一世を風靡した時代です。
他メーカーが薄底を発売し、シューズは、出来るだけ足の動きを邪魔せずに
最低限のクッションを持たせるようなシューズでしのぎを削る中、
ナイキはカーボンシューズと言う、シューズが足の機能のサポート以上の
力を与えてくれるシューズを発売しました。
それに追随すべくアシックスが発売したシリーズとなります。
筆者の意見
メタライドはアシックスが発売する(当時の)厚底レーシングシューズではありましたが、
ナイキからシェアを奪うことができませんでした。
今はメタスピードシリーズがあり、
ナイキと互角の性能といえますが、メタライドの評判が低く、
このシリーズは影が薄いわけですが
筆者としては安価なエボライド、型落ちやセールを狙えば比較的安くなる
グライドライドはアシックスシューズの中でも名作と思っています。
デザイン
グライドライドは、スタイリッシュでシンプルなデザインが特徴的です。
また、アシックスのロゴがさりげなく配置されているのもポイントです。
カラーリングは2色展開
グライドライド3のカラーリングは2色展開です。
Midnight /Black(ミッドナイトブラック)と
SpiceLatte /Blackの2色展開です。
また、アシックスは同モデルのワイドモデルも合わせて発売しています。
カラーリングは同じです。
履き心地
グライドライド2は、フライトフォームプロペルを搭載しており、
クッション性を抜群に感じます。
また、アッパー部分には、エンジニアードメッシュと呼ばれる通気性に優れた素材を使用しており、
足の通気性が良く、快適にランニングをすることができます。
エンジニアードメッシュとはアッパーの生地のメッシュ構造のことです。
足の形に合わせて、メッシュの荒さを変えているものです。
熱がこもりやすい甲部分はメッシュが荒くなっており、耐久性の必要なサイド部分は
メッシュの目が詰まっている作りになっています。
さらに、グライドライド2の最大の特徴の一つは、
ソールの形状にある「GUIDESOLE™テクノロジー」です。
GUIDESOLE™テクノロジー
特殊なロッカーソール(ゆりかごのような形状)により、足の動きを自然に導き、効率的な走りをサポートしてくれます。
一般的なランニングシューズのソールは、ヒールからつま先にかけてフラットな形状が多く、
前進方向への推進力は体を前傾にして、自身で作る必要があります。
一方、GUIDESOLE™テクノロジーのロッカーソールは、
つま先部分が反り上がっているので前進方向への推進力を増やし、
効率的なランニングフォームに自然としてくれます。
実際に履いてみると、この「ガイドソール」による、
ロッカー構造の自然と前重心になる感覚をとても強く感じます。
自身で前に体を倒す動作をする必要がないので、蹴り出し時に体が乗り遅れるということがないのが
特徴に感じました。
グライドライド1・2・3のそれぞれの特徴・アップデート点
グライドライドは2019年に発売されてから2度アップデートをおこなっています。
グライドライドの初代から現在の3代目までの特徴をぞれぞれ比較しながら
アップデート点を下記にまとめたいと思います。
初代グライドライド
初代グライドライドの特徴は、2019年の当時の
アシックスシューズには珍しかったロッカー構造です。
また、ミッドソールにはフライトフォームプロペラという素材を使用しており、
今までのランニングシューズではEVA素材を使用してものから一新し、
アシックス独自のミッドソール素材となりました。
このミッドソールが、非常にクッション性に優れたランニングシューズでした。
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▼素材の詳細についてはこちらで解説▼
グライドライド2
ミッドソールが2層構造に変更
2020年に発売。
フライトフォームとフライトフォームプロペルの2層構造になりました。
硬さのあるプロペルを下層に配置し、接地の安定感を出し、
柔らかさのあるフライトフォーム材を上層部に配置しクッションの柔らかさを生み出します。
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グライドライド3
よりクッション性の高いミッドソール素材にアップデート
ミッドソールが「FFブラストプラス」にアップデートされました。
アシックスシューズの低価格シューズを除く、ミッドソールにはフライトフォーム(FF)素材が使用されています。
このフライトフォーム素材もいくつか種類があります。
アシックスのミッドソール材フライトフォーム〜FFブラスト〜FFブラスト+〜FFブラストターボ
右に記載した素材ほどハイエンドモデルといえます。
そしてグライドライド3へのアップデートでミッドソール素材が変更されました。
FFブラストから、FFブラストプラスにアップデートされました。
これにより、さらにクッションの性能が向上したと言えます。
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耐久性:3年使っても現役
現在使っているグライドライド(初代)は、
約3年ほど使用しています。笑
おそらく2000kmは超えていると思いますが、それでもこの耐久力です。
要所要所でのソールの減りは感じられますが、いまだに使うことができています。
今まで履いてきたシューズで一番耐久力のあるシューズだと感じています。
価格:最新モデルのグライドライド3は18700円
シリーズごとの価格変化
- グライドライド1: 16,500円
- グライドライド2: 17,600円
- グライドライド3: 18,700円
グライドライドの価格は、一般的なランニングシューズの相場と比較すると普通くらいか、やや高めだと思います。
ランニングシューズの相場は15000円〜20000円程度です。
ただし、高品質な素材を使用しており、上述したように機能性や耐久性に優れているため、
コストパフォーマンスに優れていると言えます。
長期間快適に使用できることを考慮すると、高価格でも十分にコストパフォーマンスがあると言えます。
初代グライドライドは生産終了しております。
また2に関しても最新モデルの3が発売されているので生産されていないと思われます。
公式ではなかなかお安くなりませんが、
各スポーツショップのネットショップ(Amazon店)では
アウトレット品としてセール価格にて購入することができます。
性能はやはり3がいいのですが、前期モデルでも十分すぎる性能です。
グライドライドの1足目はお安く購入し、履き心地が気に入ったら
最新モデルを購入することをお勧めします。
使用用途:ジョギング〜サブ4のレース用
筆者は普段のジョギングシューズとして使用しています。
特にLSDでの使用がとても使い心地がいいです。
アシックスの技術が詰まっている「ENERGY SAVING SYSTEM」です。
他のシューズと比較しても足残りを感じさせてくれます。
スピードはあまり出ないので、ジョグでの使用、
または、サブ4ランナーのレース用として使用することがオススメだと言えます。
LSDとして使用している時が一番真価を発揮している気がします。
まとめ
グライドライドは、快適性、サポート性、耐久性、そしてスタイリッシュなデザインといった点で高く評価できるのではないでしょうか。
個人的には実際に履いてみて一番感じるのは履いた時のロッカー形状のサポート力と、
なんと言っても4年履いても未だ現役という耐久力です。
気になる方はぜひ試してみてください。
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