【レビュー】クラウドフロー(Cloudflow)をオススメできる理由【On】
・ランニングを始めたいけど、どんなシューズを選べばいいかわからない…
・高いランニングシューズと安いシューズの違いがわからない
・Onの「クラウドフロー(Cloudflow )」の評判はどうなんだろう?実際のレビューが知りたい
当記事では上記のお悩みを解決するために
Onのシューズである「クラウドフロー(Cloudflow )」をレビューしたいと思います。
Onのクラウドフロー(Cloudflow )は、Onのシューズの中でも比較的スピードを出しやすいシューズであり
24時間マラソンという、長距離種目の中でも最も過酷なマラソンの世界チャンピオンが着用していたことでも有名なシューズです。
そんなCloudflowについて、私の詳細なレビューをしました。
Cloudflowの実際に使った使用感が気になる方は
ぜひ最後までお読みください。
さっそく結論ですが、
・クッション性よりも安定性を求める方
・無駄なクッションのないミニマルなシューズ
・しっかりと地面を蹴る感覚を掴めるシューズ
であると言えます。
上記のように思えた理由を実際に履いて感じたことも踏まえて以下で詳しく解説します。
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目次
商品詳細「Cloudflow(クラウドフロー)」
商品詳細・商品名:Cloudflow
・価格:16,830円
・重さ:241g(公式では198g)
・サイズ感:やや小さめ・ワイズが狭い
・コンセプト:「ランナーズハイへの近道」
・使用用途:スピードシューズ〜ジョギングまで
・特徴:CloudTec、スピードボード
・幅広さんには嬉しいワイドモデルあり
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価格は16,830円
最近の各メーカーのジョギングシューズの相場はだいたい15000円〜20000円となっております。
ですので相場で見ると、「安くもなく高くもなく」という価格帯です。
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モデル名 | 価格(税込) |
Cloudflow | 16830円 |
Cloudstratus•surfer | 18480円 |
Cloudaway | 16830円 |
Cloudsurfer | 17380円 |
Cloud X3 | 17380円 |
Cloud5 | 15380円 |
定番モデルの「Cloud5」が最安値で、
そこにオプション(クッションが2重、プレートが硬いなど)で機能がついて価格が上がる、
というイメージで考えると間違いないと思います。
重さ:27cmで片足241g(公式では198g)
一般的なシューズの重さは
ジョギング用シューズは270g〜300g前後
レース用シューズは厚底カーボンで210g前後
が多い印象です。
この重さを基準に考えると、クラウドフローの重さは241gですので、
ジョギング用のシューズとしては軽い部類に入ります。
レース用シューズとしては重いシューズと言えます。
実際に履くと重さを感じない
実際に履いてみると、重さは感じることはないです。
5000mや1500mなどのトラックレースなどの1g単位の少しの重さでさえも気になる…
ということがなければ気にならないほどの軽さです。
特徴:Cloudtec、スピードボードの2つの特許技術を搭載
Onのシューズには全て、この二つの特許技術が搭載されています。
Cloudtecはソールの形状のこと
Onの特許技術であるCloudtecはソールの形状のことです。
それぞれ独立したソールがあらゆる方面から衝撃を吸収することができます。
また、素材はHelionというこれまたOn独自のクッション材を使用しており、
薄いソールでもしっかりと衝撃を吸収してくれる柔らかさがあります。
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スピードボード搭載
スピードボードはミッドソールとインソールの間に搭載されているプレートです。
このプレートが着地時に、しなることで前方方向に押し出してくれます。
同じような構造でカーボンプレートがありますが、比較すると
カーボンプレートのようなサポート力はありません。
あくまで自然なリターンが帰ってくるといった感覚です。
ソールの素材はEVA
ソールの素材はEVAを使用。
耐久性に優れた素材です。
▼素材の詳細についてはこちらで解説▼
サイズ感:大きく感じるがマイサイズでOK
筆者は167cm54kgでランナー体型です。
マイサイズは27cmで、
他メーカーのシューズは基本は27cmで着用しています。
今回紹介しているクラウドフローに関しては過去3足履いてきましたが、
マイサイズで購入して問題ないかと思います。
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筆者体験談
1足目は26cmで購入しました。
この時、実際に試着して足長が合わないなと感じ、足長に合わせて1cm下げて
26cmで購入しました。
試着していた時は問題なかったのですが、実際に10km15kmと走っていると
小指に当たる感覚が出てきてしまいました。
短い距離では気にならないのですが、長く走ると指が当たり痛くなりました。
ワイズ(足囲)が若干狭い設計になっていると思います。
しかし、ワイズに合わせると足長がきつくなってしまうので、
足長で合わせて購入することをお勧めします。
2足目、3足目はマイサイズの27cmで購入。
3足目はワイドモデルを購入しました。
やはり27cmで購入してよかったと感じています。
Cloudflowはワイドモデルあり
フローを着用されている方はわかると思いますが、
上述した通りワイズがきつい印象があります。
その声がメーカーに届いたのかワイドモデルが発売されております。
足幅が広い方はワイドモデルを試していただくといいかと思います。
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耐久性
ミッドソール素材の耐久性自体は高いものの、その形状上潰れやすいのも特徴です。
履き始めのような履き心地を保つ期間は短い印象ですが、
Cloudtecが潰れてしまってからも長持ちする印象があります。
筆者は3足のクラウドフローを使い回していますが、1足は約1年ほど使って廃棄しました。
全体的な破れやダメージはなかったのですが、クッションの性能を感じることができなくなったためです。
ですので、アッパーの耐久性は非常に高く感じます。
2足目は週に1回ほど1回10km程度を約1年使っています。
走行距離は400km程度であると考えられますがまだまだ使用できています。
実際に400km程度使用したシューズがこちらです。
実際に使用してみた
色々な強度使用しましたので各強度別での使用感をレビューします。
使用したのは下記のペースとなります。
筆者はマラソンの自己ベストが2時間17分なので
ペースごとの強度は下記の通りです。
・5’00/km LSD
・4’00/km 低強度
・3’30/km 中強度
・3’15/km 高強度
5’00/km LSD:◎
とても使いやすいです。
筆者はLSDはポイント練習の翌日やレースの翌日に行うことが多いのですが、
その際のシューズは極厚のクッションよりも
Onのシューズのようなミニマルなクッションの方が、理論的には合うのかなと思います。
足の衝撃を吸収したい場面は、大概ケガをしないようにだと思うのですが、
LSDでは怪我するほどの着地衝撃ってないと思います。
となれば、無駄なクッションは削ぎ落としてより自然に走れるシューズの方が理想のシューズなのではないかと感じます。
4’00/km 低強度:◎
比較的余裕のあるジョグのペースですが、やはりクセが少なく扱いやすいです。
3’30/km 中強度:△
筆者にとっては速すぎはしないけど決して遅いわけではないペースです。
ジョグの後半をこのくらいのペースまで上げて、数キロ走るような時に使用しました。
実際に使ってみると、やはり扱いやすいのでペースを維持することはできます。
ただ、このペース帯で距離走(20kmや30kmなど)を行おうという時にはあまり選ばないかなという印象です。
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3’15/km 高強度:△
マラソンペースです。
このペースでは敢えては使わないかなという印象です。
このペース帯であれば、カーボンシューズをお勧めします。
※実際使えないことはないです。他にスピードを出しやすいシューズがあるので敢えては選ばないかなと言う印象です。
▼カーボンシューズのレビューはこちら▼
まとめ
以上、Cloudflowを商品情報を深掘りしながら
実際に使用した感覚を元にレビューしました。
現在はスピードを出すトレーニングでは使用せず基本はジョギングでの使用が多いです。
筆者としては、
・レース後、怪我明けの遅めのジョグでの自然な履き心地で使用
・デイリートレーニング・普段のジョグ
・短めの中強度のトレーニング
での使用をお勧めしたいシューズです。
気になる方はぜひお試しください。
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▼動画でも解説▼
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