マメが防げる?イトイエックス5本指靴下レビュー
今回、イトイエックス様から「イトイエックスのソックス」を、ぜひ紹介してほしいと商品のご提供がありました。
商品に相当の自信があるのか、
筆者の「紹介させていただくなら、良いところはもちろん、悪いところも紹介しますし、
他社と比較した時にどうなのか?もレビューします。」
という質問に、
「どうぞ!忖度なしでお願いします!」と返答があり、今回レビューに至りました。
ですので、今回はしっかりと良いところ悪いところも徹底レビューしていきたいと思います。
ちなみに筆者はイトイエックスのソックスは以前より使用しておりました。
以前、とある元実業団選手からマメができにくいソックスとして紹介していただいたのがきっかけで
イトイエックスを知り、購入し使用していました。
そんなイトイエックスのソックスの本音レビューを今回の記事では行い、
「本当にマメができないのか?」
この辺りも含めてレビューしたいと思います。
\超軽量速乾ソックス/
目次
結論:マメはできにくくオススメできるソックス
早速結論ですが、「マメができない」もしくは「できにくい」と思います。
マラソン時のマメや、足裏の蒸れが気になる方にはとてもおすすめできると言えます。
商品詳細
商品名:itoix(イトイエックス)ランニングソックス
マラソンランナーだけでなく、
より長い距離を走るウルトラランナーや、
湿地帯や、ぬかるんだ走路を走るトレイルランナー、
また、自衛隊の方にも愛用されている靴下です。
タイプ:5本指、ラウンド、5本指ミッド
5本指のタイプはくるぶし丈とミッド丈の2種類、
ラウンドタイプはくるぶし丈の1種類
合計3種類の展開となります。
今回は5本指のものを紹介します。
価格:2200円
価格は2,200円です。
パフォーマンスソックスの相場は、大抵この価格帯のように思います。
ミッドソックスのAmazon価格は2860円となっていました。
\超軽量速乾ソックス/
イトイエックスの特徴
イトイエックスのソックスの特徴はどんなところにあるでしょうか。
以下で解説します。
アーチサポートがない。
イトイエックスのソックスにはアーチサポートが採用されていません。
これは好き嫌いが分かれそうです。
筆者自身としてはアーチサポートの有無はあまりソックス選びに重要ではないのでなくてもいいかなと思います。
イトイエックスの靴下にはメーカーロゴがないのも特徴です。
これは、余計なコストをかけたくない、無駄なストレス(ロゴ部分の凹凸によるストレス)をかけない
という部分でつけていないそうです。
必要のないものはいらない理念のメーカーですので、きっとアーチサポートも必要ない機能なのでしょう。
和紙素材による吸水速乾性
和紙の生地による「乾燥力」がランナーのトラブルであるマメの対策につながります。
マメができる原因
マメは、医学的には外傷性水疱
(がいしょうせいすいほう)とも呼ばれている。
皮膚に摩擦などの機械的刺激が加わることで生じる水疱のこと。
靴ずれでも同じ原理で生じる。
履物の摩擦や荒仕事、
激しい運動などで起こる。
皮膚が湿って軟らかくなっていても起こりやすい。
ウィキペディアより。
シューズ内が汗で蒸れた状態で、長時間運動(靴との摩擦)を行うと起きてしまう。
つまり、マメを作らないようにするための対策としては、
・摩擦を起こさない(運動を中止する)か、
・蒸れない状態を作るしかない。
マラソンにおいて運動を中止するということは難しいので、
現実的には足裏の乾燥を可能な限り行う他はありません。
和紙素材は一般的な綿素材と比較して2倍吸水し2倍速く速乾させると言われています。
この和紙の吸水速乾機能を搭載しているのがイトイエックスの和紙ソックスの特徴です。
超軽量:27g
他社製品と比較して重さが半分以下の重さのようです。
筆者が持っているソックスで比較してみます。
たしかに、今回測定したソックスの中では同率一位でした。
こうやって重さを比較すると、シューズの重さは気にするのに、ソックスの重さは気にしないのはもったいないのかなと思いました。
耐久性
綿の3倍の強度があるようです。
こちらに関しては今後使用していく中で検証してみないとわかりませんが
今回レビューするにあたり、
・低強度でのジョギング
・マラソンペース前後でのクルーズインターバル
・LSD
で使用しました。
総トータル距離は50km程度でしょうか。
今の所全く破けるような感じはありません。
これだけでは、レビューとしては不十分なため、イトイエックス様に問い合わせをしてみました。
「耐久力の高さを確認できる資料はありませんか?」
以下の回答をいただきました。
実際に使ってみる
実際に使用してみました。
ファーストフィッティングは履きづらい。
これは天然素材特有の「シャリ感」の影響で、よくあることです。
写真の通り、おさまりが悪いです。
ここから指元まで生地を下げてあげる必要があります。
※何度か履いていくと特有のシャリ感がなくなり、履きやすくなります。
足を通してみての感想としては他のパフォーマンスソックスと同じ感覚です。
筆者自身は、さまざまなランニングソックスを履いています。
下記記事のような、麻のソックスを使っていたりもします。
和紙の特徴である通気性の良さは感じますが、
履いた時点では「他の特殊生地」と違いはないなという印象です。
あくまで高水準での差がないということです。
某量販店の靴下と比較すれば履き心地は一目瞭然です。
▼こちらで紹介した麻の靴下でも同じく高感触でした。▼
実際に走ってみます。
歩き始めは、滑り止めがついていないのでやや滑る感じがあるかなという印象でしたが、
走り始めたら問題なく使用できました。
余談ですが…結局のところランニング中にシューズ内で滑る理由は、
シューズのフィット感が原因なので、
滑り止めでどうこうするものではないのだと思います。
このソックスを履いて最も優れているなと感じたのは
トレーニング終了後にシューズを脱いだ時です。
シューズを脱いだ瞬間に靴下のドライ感を感じ非常に快適に思いました。
次に25kmのロングジョグで使用してみます。
私は普段、25km以上のロングジョグでは必ずマメができそうなところには「ワセリン」を塗って
マメ対策を行います。
今回は、この靴下の性能を確かめるため
何も対策せず、靴下の性能だけでマメ対策ができるのか検証しました。
今回は初夏で非常にあつい中で汗もガッツリかいてのトレーニングだったのですが、
マメができることなく走り切ることができました。
悪いところはないのか?
ここまで良いところのみ書いてきましたが、悪いところはないのでしょうか?
以下で解説します。
安くはない
ぶっちゃけ高価です。
ユニクロに行けば3足1000円で買えますからね。
筆者も普段のジョギングなどではユニクロなどの安い靴下を使うことが多いです。
マメができるほど走り込まないですからね。
ですので、使い方は上でも書きましたが
距離走やマラソンレース当日、気合を入れたいレースなどの勝負靴下として使うとコスパが良いように思います。
和紙の素材が最初は気になるかも?
高価(絶対評価でいうと安い)であるという以外、悪いところそんなにないんですよね。
ただ、強いてあげるなら、足入れした時のシャリ感でしょうか。
こういった特殊素材のソックスはいくつも使用しているので筆者は気にはなりませんが、
今までコットンライクのポリエステル素材のソックスしか履いたことがない方には、少しごわつく感覚があると思います。
それが、いつもと違う違和感が、足裏のトラブルへの不安感につながる気がします。
一度履いて、安心してしまえば問題はないので、ぜひトライしてほしいと思います。
まとめ
今回さまざまなトレーニングで使用し、イトイエックスの特徴を検証してきました。
以上の検証から、
価格はやや高いので、長い距離を走る時などで局所的に使用することをお勧めします。
また、マラソンレースなどでマメができてしまうのが悩みの方にはとてもおすすめできるかと思います。
\超軽量速乾ソックス/
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