こちらの選手が着用しているタイツ

マラソン大会では一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。

コンプレッションタイツ(着圧タイツ)は筋肉のブレを抑える効果で

アスリートのランニングエコノミーを向上させるとも言われています。

そんなコンプレッションタイツを日本に浸透させた

コンプレッションタイツの雄【2XU】を今回は解説します。

実際に履いた感想や、

ランニングパンツとの違いもランナー目線で解説しますので

ぜひ最後までお読みください。

商品特性

2XUはコンプレッションタイツと呼ばれる

着圧のあるタイツです。

商品の特徴を下記にまとめます。

商品名：2XUランニングタイツ

読み方が難しいですが、

ツータイムズーと読みます。

その意味は

「人間のパフォーマンスを2倍にすること」です。

かっこいいコーポレートスローガン！

筋肉ごとに着圧するMCS構造

MCS(マッスル・コンテインメント・スタンピング)。

筋肉ごとを解剖学的に着圧するような設計。

全体を一辺倒に着圧するようなタイツでは

関節の動きや、各筋肉の動きを

阻害してしまいますが、

筋肉ごとに着圧をしてくれるので

動かしにくいといったストレスを防ぐ役目を持ちます。

ポケットは３つ

ポケットはメインポケットが1つと

サブポケットが2つ。

サブポケットの1つはジップがついています。

メインポケットには

ギリギリ押し込めば

スマホ(iphone12)が入るくらいの容量。

ただスマホを持ち運ぶには

現実的ではなさそうです。

サブポケットにはジェルが入る程度の大きさ。

容量は最大ジェル4〜5つ程度でしょうか。

ジェルを大量に使う方は、

やや収納容量的には少ないです。

スマホを入れることができるメインポケット。

ポケットの口が小さいので

走りながらスマホを取り出して戻して、

というのは大変。

チャック付きのポケット。

鍵やお金など貴重品を持ち運ぶ際に重宝。

右サイドにはジェルを持ち運ぶことができるやや深めのポケット。

詰め込めば2つは入りそうです。

価格：11000円

価格は税込11000円で

サポートタイツとしてはほぼ相場と同じ価格帯。

【コンプレッションウェアの価格比較は下記の通り】

サイズ感(167cm 54kgでSとXS着用)

筆者はXSとSを購入。

167cm 54kg（痩せ型、骨太）

どちらも着用できますが、

個人的にはXSでよかったかなと思います。

というのも、

着用していくとけっこう伸びていくためです。

Sだと最初ちょうどいいが使用していくと緩くなる

Sだと最初はちょうどよく履けていましたが、

半年ほど使った段階で

ややゆるいなと感じるようになりました。

紐がついているのでしばって履けば問題はないです。

着圧をあまり感じなくなるので、

Sサイズは失敗したなという印象。

XSだとややきついが長持ちする

XSだと、

最初こそやや履くのが大変なくらい窮屈なのですが

同じく半年ほど使えば体に合うというか、

窮屈感を感じなくなりました。

167cmならXSがオススメ！

ぜひサイズ感の参考にしてください。

公式のサイズチャートで選べばOK

公式サイトに記載されている

サイズチャートです。

僕の身長・体重では

ちょうどSとXSの間でした。

個人的には

迷ったら一個下のサイズ

がいいのかなと思います。

使用感

レースで使用：PBのアシスト

レースでも使用しています。

筆者がPBを出した2021年のびわ湖毎日マラソンでも使用しました。

マラソンレースではジェルを3つ携帯。

ストレスなくエナジージェルを持ち運べました。

また、レース中も足攣りもなく

走り切ることができました

コンプレッションタイツの

筋肉のブレの抑制が機能

してのことだと思います。

トラックレースでも使用

トラックのような

より大きな関節可動域を

求められるレースでも

難なく使用することができます。

レースを通して筋肉の緩みが出にくいので、

最後まで力の入った接地ができる感じがあります。

コンプレッションタイツは実際効果はあるのか？

効果に関しては

「パワーズ運動生理学」より引用します。

最新の研究では

400m走~ハーフマラソンの距離では

パフォーマンス向上は

認められなかったそうです。

しかし、

コンプレッションウェアがランニングエコノミーを改善させた

という研究結果もあるようです。

とある実験では

疲労困憊になる運動を行った際の運動時間を

わずかに延長させるという研究報告もあります。

しかし、

解剖学的な効果は不明で

これは、

コンプレッションウェアを着用しているという

プラセボ効果が働いている

と考えられています。

着用しているということで

主観的運動強度が低下する可能性

がありそうです。

このプラセボ高価を得るには

使用者の肯定的な認識が必要であると言えそうです。

結論的にはプラセボ効果となりますので

なんとも言えませんが、

個人的には筋肉の圧迫感は

走っている際には心地よいので好んで着用しています。

ランニングタイツ反対派もいる

着圧により足の動きが制限されるという理由で、

ランニングパンツを選択される方もいます。

下記にランニングパンツ・タイツのメリットデメリットを書き出します。

タイツのメリット

・筋肉のブレを抑制

・携帯物が揺れない

・ランニングエコノミーの向上の可能性

タイツのデメリット

・筋肉の動きを制限する可能性

・脱ぎ履きが面倒

・体の線(股間)が出る

パンツのメリット

・風が通るので蒸れにくい

・体の動きを邪魔しない

パンツのデメリット

・布面積が多いと向かい風に煽られる

・携帯物が揺れる

実際に両方着用してみて合う方を選びましょう。

\ランニングパンツのオススメもレビューしています/

オススメのランパン

タイツの下には下着は履く？履かない？

初めてタイツを履くかたは

下着をどうするのか問題で悩まれると思います。

筆者は「履かない派」です。

しかし

履く派も多く、専用の下着も販売されていたりするので

やはり履く方が多いのではないかと思います。

筆者の周りの競技志向の高い方は「履かない派」が多い！

【動画でも解説】

インナーにオススメは吸水速乾性のある下着

インナーを履く方は、

合わせてインナーを購入しておくと安心です。

オススメは冷感素材のサラッとしたポリエステル素材。

コットン系(コットン風ポリ含)のインナーは汗を吸い、

蒸れや不快感につながるのでオススメできません。

吸水速乾機能のあるインナーパンツがオススメです。

2XUを安く買う方法は？：ポイント付与率の高いAmazonがオススメ

公式ではセールはほぼありません。

大手スポーツ量販店ゼビオで取り扱いがあるので、

そちらはゼビオのポイントが付与されます。

付与率は税抜の1％なので100ポイント付与。

通販大手のアマゾンでも購入可能です。

アマゾンのポイント付与率のゼビオと同じ1％ですが、

アマゾンでは税込価格にポイントが付きますので、

110ポイントが付与されます。

アマゾンでは日用品から本まで

スポーツ用品以外にも取り扱いがあり

そちらの購入にも

付与されたポイントが使えますので、

アマゾンでの購入がお得と言えます。

あまりセールで買えることはありませんので、

基本は定価で買うことになります。

各モールでポイントアップキャンペーン中に買うと一番お得かと思います。