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【24年最新レビュー】アディオスプロ3を選ぶべき理由


 

ナイキの一強時代を崩した

アディダスの最高傑作「アディオスプロ3」

2024年の箱根駅伝でも

使用率の高さがうかがえました。

 

箱根予選会での着用率も非常に高く、

アディダスのアディゼロシリーズは2024年の箱根駅伝にて

青学大番狂せでの完全優勝に最も貢献したと思います。

 

▼箱根駅伝全選手着用シューズはこちらの動画で解説▼

 

ナイキ、アシックスを合わせた

厚底カーボンレーシングシューズ戦国時代、

各シューズ、どういった特徴があり、

レースで使えるのか気になる方も

多いと思います。

今回の記事では、

アディダスアディオスプロ3が

レースで使えるのかも解説レビューをしていきたいと思います。

 

\女子マラソン歴代2位を叩き出した新谷選手も着用/

アディダス公式HP

 

このブログの根拠

山田祐生
【プロフィール】
・高校時代陸上部(目立つ成績はありません泣)からブランク10年
・フルマラソン:未経験➡︎2時間17分台
・5000m:14分28秒、10000m29分52秒
全ての記録をセルフコーチング。

この記事を読んでほしい人

・アディオスプロ3の評価を知りたい

 

・アディオスプロ3の詳細情報を知りたい

 

・実際にフルマラソンで使えるのか知りたい

 

・どのレベルの人におすすめなのか知りたい

 

・アディオスプロ3のレビューを知りたい

 

今回の記事は、上記のようなことについて書いていきますので

アディオスプロ3を購入検討されている方はぜひ最後までお読みください!

また、最後にアディオスプロ3を安く購入する方法もお伝えします。

ぜひ最後までお読みください。

 

▼Youtubeでも解説していますので合わせてどうぞ▼

 

アディオスプロ3の商品詳細

 

商品情報

商品名:アディゼロ アディオス PRO 3 

(ADIZERO ADIOS PRO 3)

 

カラー:クリスタルホワイト/ナイトメタリック/リネングリーン(※)

 

重さ:215g

 

価格:26,400円(税込)

 

厚さ:39.5cm

 

ドロップ:6.5mm

 

ソール:ライトストライクプロ(Lightstrike Pro)

 

その他:フルレングスカーボン

 

 

アディダス社のレーシングシューズとなります。

使用用途としては、レースや高強度のポイント練習での使用となります。

柔らかく弾力のあるミッドソール(ライトストライクプロ)と、

フルレングスのカーボンプレートが内蔵しており、

爆発的な蹴り出しを生み出します。

 

カラーリングは7カラー

2024年2月時点では上記に鮮やかな赤色を加えた8カラーとなります。

どのカラーも非常に鮮やかなカラーリングです。

ウェアに合わせてカラーを選ぶ楽しさもあります。

※カラーリングの再販はほぼなく、毎年カラーのリニューアルが行われています。

現在の在庫状況は公式HPをご確認ください。

 

公式は➡︎➡︎ こちら

 

 

 

前作2からのアップデート点

 

前作アディオスプロ2からのメインアップデートは3つです。

 

アップデート点

・カーボンをフルレングスへ変更

 

・アッパーのメッシュがより馴染みやすいものに変更

 

・計量を測るためのソールの形状変更

 

 

 

大体のシューズはアップデートがマイナーチェンジに留まるものの

このアディオスプロ3は2から大きく変わっていますので徹底解説します!

筆者

アディダスの企業努力が垣間見えますね

カーボンプレートの変更:エナジーロッド▶︎エナジーロッド2へ

 

前作は5本指のカーボンプレートは中足〜前足部分にのみ搭載で、

カカト部はナイロンプレートが入っていましたが

今作アディオスプロ3のアップデートでフルレングスでの5本指カーボンとなりました!

 

門下生
フルレングスへの進化は熱い!!

この進化で滑らかに反発を受け取ることができるようになりました。

そしてカカトから接地した際にも、フルレングスカーボンのおかげで

前足部にうまく推進力を流してくれるような サポート感もあります。

 

アッパーの変更:セラーメッシュ▶︎ニュースーパーライトメッシュへ

個人的にはここが一番お気に入りのアップデートでした!

メッシュのアッパーの方が通気性が良く涼しく感じます

軽量化に貢献しつつ、通気性も良くなっております。

また、前作アディオスプロ2のアッパーは

ややごわつく感じがあり、

フィット感や 収まりの良し悪し

という点ではマイナスでした。

しかし、今作では

メッシュがより自然な生地のアッパーになっているので

履いた時のフィット感が向上しているように感じます。

 

サイズ感はトレンドもあるのか前足部は幅広

左が27cmアディオスプロ2、右が26.5cmプロ3(新色はワンサイズ下げて入手)

 

私はシューズのマイサイズは27cmです。

(アディオスプロ2は27cm、3も27cm)

前作も含め、26.5cmでもいいかなという印象です

 

筆者
私は27cmと26.5cmを所持していますがワンサイズ下がピッタリです!

 

 

前足部が広くストレスフリーで快適です。

さまざまなメーカーのシューズを履いていますが、

ここ最近のシューズは前足部がかなり広めに作られている印象です。

しかしこのシューズは、

かかと部にクッション材が採用されているため

キツめに締めても

しめつけられている感じはありません。

このおかげで多少大きく履いても

ストレスなく履くことができます。

 

(2022年12月追記)

こちらのアディオスプロ3の新色が発売されたということで、

新色は26.5cmで手に入れました。

やはり、ワンサイズ下げて購入検討した方が良さそうです。

試し履きではわからない若干のサイズ違いのストレスがあります。

もし、検討される際は 以下3点を注意してみていただければと思います。

 

試着時の注意点3つ

・カカト部分にあたりがないか

 

・前足部のゆとりは適切か

 

・中足部のゆとりは適切か


・カカト部分にあたりがないか

私の場合大きいサイズだとアキレス腱にあたる感じがありました。

実際に27cmだと、そこが気になっていたのですが、

26.5cmで履くと全く気にならなくなりました。

 

・前足部のゆとりは適切か

上でも書きましたがアッパーにゆとりがしっかりあります。

マイサイズだから…というよりは自身の感覚的に考えて、

大きい小さいを判断した方が良さそうです。

 

・中足部のゆとりは適切か

意外と見落としなのがこの部分。

アーチサポートの面での設計か、 重心移動を滑らかにするための設計なのか、

中足部はやや細身です。

履いた時に土踏まずに窮屈な印象がないかは要確認です!

 

どうしても靴擦れしてしまう方は…

シューズのヒール部分の装飾部分を上げてみてください。

 

当たり具合が緩和されます。

 

もしくはアキレス腱部分にテーピングを巻くという対処もありです。

 

私も実際に使用する際は、

 

靴擦れは嫌なのでテーピングを

 

(サイズをマイサイズから下げたら踵のストレスは緩和しましたが念の為。)

 

3重にして使用しています。

 

 

 

 

シューズの重さ:215g

 

シューズの重量が215gということで、

非常に軽いと思います。

ここ最近の厚底レーシングモデルは200gちょっとの

印象ですので軽い部類に入ると思います。

実際に履いた感想としても、

フィット感も相まって重さはほとんど感じません!

 

独特のソールの形状

接地に必要ない部分が削り、軽量化を図る

 

接地に必要のない余計な部分は削ぎ落とす。

シューズの重さへの信念を感じる設計です。笑

シューズの軽量化を図るための設計のソールですが、

実際の走る際の重心移動にも一肌脱いでくれます。

 

実際に履いて走ってみると

カカト側から親指に重心を移動する際に

余計な方向に重心移動がしなくなるような感覚があります。

 

小指部分のソールがえぐれている分、

小指に推進力が抜けないようになっている気がします。

履き始めは慣れないかもしれませんが、

むしろこの重心移動に慣れることで

正しい推進力を生み出すことができるようになると思います。

 

実際に使ってみた

 

筆者
ここからは私が実際に履いた感想を書きます

 

トレーニングで使ってみた

 

記事作成に至り、取り組んだ練習

・16km走3’20(Mペース走)

 

・40km走(Eペース走)

 

・20km変化走(2km(3’10ー3’45)×10セット)

 

などなど…

 

 

実際に使ってみると、推進力がよりスマートになった印象がありました。

前作に比べて前にグングン進む感じがあります。

 

筆者
クッションのふわふわ感がくせになる

 

履いて最初に感じたのは

アディオスプロ2と比較してもクッションの柔らかさの違いを感じます

 

こちらのアディオスプロ3のクッションですが

レース規格外として制作された「プライムX」

極厚クッションの硬度を採用されているそうです。

 

 

しかし、ただ柔らかく沈み込むだけでなく、

反発力も高く、リターン速度も速く感じます。

 

フルレングスカーボンが正しい方向へ推進力を作ってくれている気がします。

 

取り組んだトレーニングを見ていただくとわかると思いますが、

マラソンに必要なトレーニングを難なくこなすことができました。

レース用のシューズとして100点に近いシューズなのではないでしょうか。

 

 

▼シューズの素材の詳細はこちらの記事を参照ください▼

ミッドソール素材やプレートの素材の違いを知る

 

 

 

レースで使ってみた

 

30km地点の写真。レース後半も失速なく走り切ている様子。

 

(2023年1月4日更新)

レースで実際に使ってみました。

 

筆者
今回の使用したレースは「BEYOND2022」です!

実際に使用してみたところ、

上記で感じた、クッションの柔らかさも

リターンの速さもとても感じることができ、

最後まで失速することなく、

非常に良い走りができました。

 

▼当日のレースレポートはこちら▼

ランチューバー大激突!日本一自己ベストの出る大会BEYOND2022レースレポート

 

 

どのレベルのランナーにおすすめ?

最後にアディオスプロ3が、

どのレベルのランナーにおすすめなのか

解説します。

 

結論:全ランナーにおすすめできる

 

というのが私の持論になります。笑

 

門下生
カーボンシューズはサブ5を目指す私にはちょっと…

 

門下生
ファンランの私には履きこなせないよね…

 

という意見もよく聞くのですが

個人的には、直感的でも好きに感じたシューズを選んで

履いた方がレースも楽しくなると考えます。

 

筆者
良いなと思ったらぜひ履いてみてください!

 

とは思うのですが…

 

一応ちゃんと書いておきます。

 

大前提として好きなものを履いてください!

とは思うのですが、

敢えてカテゴリー分けするのであれば、

フルマラソンをスピード感を持って走りたい人におすすめです。

 

門下生
フルマラソンを歩きも入れてゴールしよう

 

と思っている方は、

アディオスプロ3よりももっと適正のあるシューズがあると思います。

 

例えば、アディゼロSLなどは接地も安定するので、

ゆっくりと走る方にはおすすめです。

 

▼SLは動画でも解説しています▼

 

\アディゼロSLはコスパ最高/

アディダス公式HP

 

 

 

フルマラソンをサブ3目指すやサブ4目指す方で、

そのマラソンのペースがご自身にとって、

けっこう足を回して走らないといけない

という方は、

カーボンシューズの反発力が活きてくると思います。

 

箱根駅伝やプロのレースでもアディオスプロ3が大活躍

 

シューズ自体の性能も大切ですが、トップ選手が履いて結果を出していると言う

ポジティブなシューズへのイメージもとても大事になります。【プラセボ効果】

このイメージでとても強かったのがNIKEです。

一時期はNIKE一強の時代がありました。

しかし、ここ最近はアディダス含む他のメーカーのシューズを選ぶ選手も増え

アディオスプロ3で結果を出す選手も増えてきました。

 

今年の箱根駅伝1区を賑わせた選手も「アディオスプロ3」を着用

 

 

箱根駅伝2023でもアディオスプロ3着用の選手が倍増

2023年1月2日・3日で開催された箱根駅伝

こちらの大会でも「アディダスアディオスプロ3」の活躍が

目立ちました!

 

ここ最近の箱根駅伝では、

NIKEのヴェイパーフライ一強が続いておりましたが、

今年2023年では、この一強時代も崩壊した感じがしました。

 

門下生
2021年の箱根駅伝ではNIKEの専有率が91%までありました。

去年、

アディダスから発売されたアディオスプロ3や

アシックスのメタスピードスカイ+・エッジ+が発売され

このあたりの厚底カーボンシューズを使用する選手も

たいへん増えたような気もします。

 

実際に今年の箱根駅伝でも

NIKEの使用率が61%、アディダスが19%、アシックスが14%と

使用率にも実際に変化が現れております。

 

【箱根駅伝】厚底シューズ「戦国時代」ナイキ1強歯止め、占有率95%→61%アシックスも躍進

▲参考(外部リンク)

 

日本トップ選手レベルにも

選ばれるシューズになっているということは

アディオスプロ3の性能の高さがうかがえます。

 

 

日本記録まであと12秒!ヒューストンマラソンで新谷選手が履いていたのもアディオスプロ3

2023年1月に行われたヒューストンマラソンでは

新谷選手が2時間19分24秒の日本歴代2位の記録で優勝されました。

新谷選手の全ラップはこちら

 

そんな新谷選手が着用されていたのもアディオスプロ3でした。

 

新谷選手が所属する「Twolaps」のYoutubeチャンネルからも確認できます。

 

2023年11月箱根駅伝予選会での学生ランナーのシューズ着用率は下記

ナイキの着用率は以前高いものの一強の時代ではなくなってきました。

 

少しづつ学生ランナーが着用する理由。

それはアディオスプロ3の開発者(ニック氏)もとても速いランナーで独創的なシューズ開発をしているため。

アディオスプロのシューズは5本指のカーボンバーや、アウトソールの独特な形状が特徴です。

これはニック氏のいらない部分は削って軽量化を図ろうという観点から作られているんです。

アウトソールの小指の部分が削れていたり、

カーボンが1枚のプレートではなく5本指なのは軽量化を図るためなのです。

ニック氏も10000mを28分台で走る日本では超エリート級のランナーなのです。

そんな彼が作るシューズなので完成度が高いのも理解できます。

 

 

まとめ【解説・レビュー】

ということで、今回はアディオスプロ3の

 

 

性能・アップデート点

 

どのレベルのランナーにおすすめなのか

 

 

という点を解説・レビューしました。

筆者自身もレース用のシューズとして使用しています。

 

 

\女子マラソン歴代2位の新谷選手も着用/

アディダス公式HP

 

 

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