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「アディダスタクミセン9」を徹底レビュー!実際に履いた感想は?

・ランニングを始めたいけど、どんなシューズを選べばいいかわからない…

・高いランニングシューズと安いシューズの違いがわからない

・アディダスの「タクミセン9」の評判はどうなんだろう?実際のレビューが知りたい

・前作8からのアップデート点は?

 

当記事では上記のお悩みを解決するために

アディダスのシューズである「アディゼロタクミセン9」をレビューしたいと思います。

 

アディゼロタクミセン9はアディダスのシューズの中でもスピードトレーニング用・

レース用のシューズとして発売されているモデルです。

筆者
「アディゼロ」シリーズはアディダスの本気を詰めたシリーズだと考えていいです。

 

 

 

そんなアディゼロタクミセン9について、私の詳細なレビューをしました。

タクミセン9の実際に使った使用感や詳細レビューが気になる方は

ぜひ最後までお読みください。

 

さっそく結論ですが、

・厚底シューズにはない蹴り出しの安定感

・過剰なサポートがないので着地・蹴り出しが意識しやすい

・厚底シューズが苦手な方・薄底に慣れている方が履きやすいライトな厚底カーボンシューズ

 

であると言えます。

以下で詳しく解説します。

 

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このブログの根拠

山田祐生
【プロフィール】
・高校時代陸上部(目立つ成績はありません泣)からブランク10年
・フルマラソン:未経験➡︎2時間17分台
・5000m:14分28秒、10000m29分52秒
全ての記録をセルフコーチング。

 

アディダス タクミセン9の特徴とは?

タクミセン9の特徴は

 

・優れたアッパー

 

・上位モデルにも採用されるミッドソール

 

・高いグリップ力

 

と言えます。

以下で深掘りします。

 

優れたアッパー:LIGHTWEIGHT STRETCH MONOMESH

アディダスタクミセン9には通気性ファット性に優れた

LIGHTWEIGHT STRETCH MONOMESH(ライトウェイトストレッチモノメッシュ)が採用されています。

 

アディゼロシリーズのトップモデルであるアディオスプロ3にも同一の素材を使用されています。

実際に履いて使ってみた感想としては、フィット感よりも快適性の方が高いと感じます。

決してフィット感がないわけではありません、それ以上の快適性が高いというふうに感じました。

 

「LIGHTWEIGHT STRETCH MONOMESH」

「LIGHTWEIGHT STRETCH MONOMESH」とは、

 

軽量でストレッチ性に優れた素材のことで、主にランニングシューズのアッパー部分に使用されています。

 

この素材は、ポリエステルやナイロンなどの糸を使って編んだ単層のメッシュ素材で、

 

非常に軽量かつ通気性が高いことが特徴です。

 

また、糸自体にストレッチ性があるため、足の動きに追従しやすく、

 

フィット感が向上する効果も期待できます。

 

「アディゼロ」シリーズでは、LIGHTWEIGHT STRETCH MONOMESHがアッパー素材に採用されており、

 

軽量性と快適なフィット感が両立しています。

 

 

クッション性に優れたミッドソール「ライトストライクプロ」

アディダス タクミセン9は、クッション性に優れたミッドソール「ライトストライクプロ」が特徴的です。

足裏への衝撃を吸収し、快適なランニングをサポートします。

アディゼロシリーズにはこのライトストライクプロ(もしくはライトストライク)が採用されております。

ライトストライクプロは素材にPEBAが使用されており、

高反発高クッション、ライトストライクが低反発高耐久素材となり、

シリーズによって使い分けがされています。

トレーニングモデルにはライトストライク(EVA)、レースモデルにはライトストライクプロ(PEBA)が採用されています。

 

 

▼素材の詳細についてはこちらで解説▼

ミッドソール素材やプレートの素材の違いを知る

 

 

ミッドソール素材の主観的な比較

アシックス、ナイキ、アディダス、Onと

色々なメーカーの厚底カーボンシューズを履いてきました。

そんな筆者の主観的な感想を少し解説します。

 

ミッドソールの素材はクッションの安定性・反発性・弾力性を作るのにとても重要です。

各社独自のミッドソールの開発でどれも素晴らしい性能になっていると思います。

 

アシックス:FFブラストターボ

沈み込む感覚が強い感じがあります。その分反発も大きいと感じます。

シューズの種類(エッジ+・スカイ・スカイ+)によってしっかりとリターンを返してくれる

踏み込み位置が変わりますので、自身の接地に合うシューズを選択すると

シューズからの反発をしっかりと受けることができます。

 

ナイキ:ズームX

沈み込みは強いです。その分しっかりと反発があります。

クッションの沈み込みは一番強い感覚があります。

その分、安定しないというデメリットがあると思います。

ヴェイパーフライは前足部はソールが薄いので比較的扱いやすく、

アルファフライはズームXをふんだんに使っている分扱いが難しいように感じます。

 

アディダス:ライトストライクプロ

他社メーカーに比較して、沈み込むような柔らかすぎるクッションはないと感じます。

その分接地に安定感がありますので、扱いやすいシューズだなと感じます。

 

筆者
色々と試してきた中で、現在はadidasを選んでレース用にしています。

 

高いグリップ力の2種のアウトソール構造

タクミセン9のアウトソールは2種類のグリップに優れたソールを使用されています。

CONTINENTAL RUBBER+

LIGHTWEIGHT TEXTILE RUBBERの

異素材での2種構造です。

 

蹴り出しの位置(親指側)には、グリップの強い構造のラバー、

小指側には滑らかに蹴り出し位置に流してくれるようなラバーが採用されています。

これにより、蹴り出しの位置に滑らかにスピーディに持っていくことができるので、

蹴り出しまでのタイムロス改善につながります。

 

筆者
しっかりと蹴り出す親指側には強めのグリップが採用されていることがわかります。

 

 

ソール・アッパーの耐久性は高い

まだまだ100kmも走れていないので耐久性が高いかは測れておりません。

しかし、同じ構造のソール・アッパーを持つ「アディオスプロ3」に関しては、

約300kmは使用した感じは非常に耐久性は高いように感じます。

 

フルマラソンレース3本、40km走3本、10マイルマラソンペース走6本=おおよそ300km

 

これ以上にも使っているとは思いますが

それでもまだまだ買い換えるような消耗はないので

耐久性は高いと言えそうです。

タクミセンの耐久性に関しては使用感を更新していこうと思います。

 

前作8からのアップデート点

ソールの厚さを大幅修正

大きなアップデートはソールの厚さです。

タクミセンを昔から愛用しているランナーからすると驚きだったのではないでしょうか。

過去作のタクミセンは薄底の代表シューズだったのですが、

今作から厚底シューズとしてアップデートしました。

タクミセン6・7は厚さ3cm

タクミセン8から、厚さが3.3cmと変更になりました。

 

それでもアディオスプロ3などの厚底シューズと比較すると

ソールが薄い部類に入るのかなと思います。

 

アッパー素材の変更

また、前作8からはアッパーの素材も変更されています。

SUPERLIGHT MESH+ CELERMESH2.0→LIGHTWEIGHT STRETCH MONOMESH

 

素材の感覚はビニール系のアッパーから、メッシュ系のアッパーに変更されて

と言ったところでしょうか。

アディオスプロ2から3へのアップデートと同じですので、

詳しく知りたい方はこちらの記事もご確認ください。

 

【24年最新レビュー】アディオスプロ3を選ぶべき理由

 

 

アディダス タクミセン9の口コミと評価

ツイッターで着用選手のレビューを載せていきます。

 

ランニング初心者から上級者まで幅広く愛用されている

アディダス タクミセン9は、ランニング初心者から上級者まで幅広く愛用されています。

軽量で快適な履き心地や高いグリップ力など、

様々なランニングスタイルに対応できるシューズとして人気があります。

 

 

軽量で快適な履き心地が好評

アディダス タクミセン9の軽量で快適な履き心地が好評です。

ランニング中の足の負担を軽減し、長時間のランニングでも疲れにくい履き心地を実現しています。

箱根ランナーもレースで使用されていることからも、レース用シューズとして選択するのもいいと思います。

 

グリップ力が高く、安定感があると評価されている

アディダス タクミセン9のグリップ力が高く、安定感があると評価されています。

様々な路面でも安定した走りを実現し、ランニング中の安全性を高めています。

また、アディオスプロ3をマラソンで使用するためのトレーニングとして使われている方も多いです。

 

アディダス タクミセン9の選び方とお手入れ方法

 

サイズ選びのポイントと注意点

筆者は167cm54kg、マイサイズ27cmで

タクミセン9は27cmで使用しています。

27cmで全く問題ないのですが、ワンサイズ下げても問題ないような感覚もあります。

 

アディオスプロ3は26.5cmを使用、

アディゼロSLは27cmを使用しているので

マイサイズ、またはワンサイズ下がいいのかなと思います。

 

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適切な履き方とお手入れ方法

アディダス タクミセン9を長く愛用するためには、適切な履き方とお手入れ方法が必要です。

ランニング後は、汚れを落とし、風通しの良い場所で乾かすことが大切です。

 

筆者
汗臭くなるのを防ぐためにもシューズ内の換気は重要です!

 

長持ちさせる方法

シューズは1足を毎日履くよりも、複数のシューズを日を分けて使用した方が長持ちします。

「今日はいたら、翌日は違うシューズを履こう」という感覚で使用することで、

シューズは長持ちするので、複数シューズを履き分けて使用します。

 

\ただ履くだけだとすぐにダメになります/

ランニングシューズを長持ちさせる方法(他の記事にリンク)

 

まとめ

以上、今回がタクミセン9のシューズ特徴を深掘りしながら、実際に使用してレビューを行いました。

公式ショップで購入すると返品も可能ですので、気になる方は一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

 

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