【2022年完全保存版】5000m14分台を出すトレーニングの考え方
5000mを15分を切るためのアプローチを考えます
5000m14分台というのは
高校生で14分台で走ると大学の駅伝部からお声がかかるレベルかと思います
(今はもっとレベルが上がっているのでしょうか…)
ということで高校生ではこのタイムを目指している方も多いのではないでしょうか
おそらく全国高校駅伝でも選手として選ばれる可能性のあるあたりだと思います。
また市民ランナーであれば、
このスピードで走ることができれば一目置かれる存在かと思います
まず、市民ランナーのクラブで
ここまで走ることができるランナーはそうそう居ないと思われます
またこのレベルになってくると長距離ランナーのトップと言われる
5000m14分30秒切りや、フルマラソンは2時間20分のタイムが見えてきます
私の5000mとフルマラソンのタイム相関は以下の通りです
5000mーフルマラソンのタイム(シーズン内でのタイム)
18分00秒ー2時間46分
16分00秒ー2時間28分
14分45秒ー2時間19分
14分28秒ー2時間17分
当然のことながら、
5000mのスピードがあれば、フルマラソンのタイム
は速くなります
フルマラソンのスピードへの余裕度が変わります
5000mのスピードをフルマラソンに活かすためのトレーニング・考え方はこちら
現在準備中
5000m15分切りは少し昔であれば学生なら全国レベル市民ランナーであれば全国でもトップレベルとなります
このように書くとこのタイムに怖気付いてしまうかもしれませんが
しっかりと達成できると思い継続したトレーニングを行えば
必ず達成できます
さっそく深掘りしていきます
この記事の根拠(読み飛ばしてもOK)
その前にこの記事の根拠を書きます
(読み飛ばしていただいて大丈夫です)
私は高校時代は強豪校と言われる陸上競技部に所属しておりましたが
5000mで15分を切った経験はありません
そして一度引退して約10年、
社会人になり健康のためにランニングを始め
そこから徐々に競技としてのランニングにハマり
独学でトレーニングを始めました
そうしていくうちに5000m16分台、15分台、15分10秒とタイムを縮めていき、
トレーニング1年で15分切ることができました
そして現在は5000mだけであれば14分28秒で走ることができます
独学でここまで伸ばすことができました
このトレーニング経験をもとに
今記事は書いていきます
以下の3点を押さえておけば必ず15分を切ることができます
それではそれぞれ深掘りしていきます
この記事の前提は…
・継続したトレーニングができている
(ジョグは40分60分程度は継続している)
・3000m9分を切れること
で執筆していきます
まだ3000mで9分を切れていない方はこちらの記事をお読みください
【2022年最新完全保存版】3000m9分切りのための具体的トレーニング
3000mのスピードの拡張
3000mで9分を切れているのであればスピード能力は
15分を切る力はあると思っていいと思います
このスピード域を反復してこなせばこのスピードに慣れてきます
反復して、反復して反復して……
このスピードで走れる距離を伸ばしていきます
全てペースは3’05秒〜2’58秒で設定します
3’05秒から入り、後半余裕を感じるようになればペースを上げていく
次のトレーニングバリエーションに移行する時には
Ave3’00秒で行えていることが理想です
トレーニング拡張バリエーション
400m10〜15本400mジョグ
400m10〜15分200mジョグ
800m5〜7本 200mジョグ
1000m5本 2分ジョグ
1000m5本 200m90秒ジョグ
1000m5本 200m60秒ジョグ
1600m3本 2分半ジョグ
1600m3本 2分ジョグ
筆者が初めて5000mで14分台で走れた時は
1600m3本レスト2分半を
4’48〜4’46〜4’44でこなせていました
このレベルまで走れるスピードの距離を伸ばせれば
レースでもきっと15分を切ることができます
当時のトレーニング感は動画でも確認していただけます
LT値の向上
3000mと5000mの大きな違いはここにあると思っています
3000mはスピード感覚のみで押し切ることができるのですが
5000mはそうはいきません
ある程度、粘る力、スピードを持続させる力が必要であると思います
この持続させる力は
キツくすぎないけどラクじゃないペースでの持続走で鍛えることができると思います
メニューの決め方はまず8000m行えるであろうペースで行います
トレーニングをこなす中で余裕があれば10000mまで伸ばすつもりで臨みます
8000mでも十分なのですが、10000mまで伸ばすことで14分台は一気に近づきます
8000mをある程度余裕を持って3分20秒/kmでこなすことができるようになればOKです
14分台の選手と「楽しく」競い合う環境にいる
環境こそ、その競技者の力を最大限に伸ばしてくれる要素だと思います
14分台で走れる選手とトレーニングを共にこなすことで
目指すべき指標が明確になります
しかし、これは諸刃の剣です
レベルが全然違う選手と行っても意味がないと思います
競り合える仲間とこなすことが重要であると言えます
「一緒にトレーニングしているこの人
(5000m PB14分50秒)に勝ったら
絶対に自分も14分台で走れる!」
と感じることができる選手とこなすことができる環境が理想です!
実際に私がそうでした
よく言われる、
これができれば5000m15分を切れる練習である
1000m5本は3’00/km
こなせるのに、なぜかレースでは15分10秒前後を連発していました
レース前の疲労抜きを多く取ったり、閾値走を少し長めに頑張ったり…
いろいろ工夫したのですがなかなか達成できませんで下
まとめ
以上、5000m14分台へのアプローチを考えてみました
僕はこの形で14分台で走ることが出来ましたので
15分が切れないという方はぜひ参考にしてみてください
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