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夏場のトレーニングは何を行えばいいのか?

 

 

夏のトレーニングを乗り切った人だけが

涼しくなった時のマラソンシーズンで結果を出すことができる!

 

こういった言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

ですが、この言葉を間違って理解し、

夏場のトレーニングも冬に行っていたトレーニングのように

スポ根魂で、頑張って距離走を行い、

毎週のように本番のマラソンペースで20kmや30km走を行っている方はいないでしょうか?

もしかすると、そのスポ根練習は効率が悪いトレーニングでタイムが伸びないばかりか

パフォーマンスを落とす原因になっているかもしれません。

 

今回は夏のトレーニングにおける

私の個人的な取り組み方を紹介したいと思います。

 

このブログの根拠

山田祐生
【プロフィール】
・高校時代陸上部(目立つ成績はありません泣)からブランク10年
・フルマラソン:未経験➡︎2時間17分台
・5000m:14分28秒、10000m29分52秒
全ての記録をセルフコーチング。

 

結論:夏は負荷をかけ過ぎず、調子を落とし過ぎないようなトレーニングを継続して行う。

夏は負荷をかけ過ぎず、調子を大きく落とさないようなトレーニングを継続的に行うと良いと思います。

また、この特殊なこの夏場の期間にしかできないようなトレーニングを行うと良いと思います。

(具体的には有酸素的な体力ではなく、その他の体力値を引き上げるようなトレーニング)

 

早速夏のトレーニングはなぜ負荷をかけ過ぎないほうが良いのか解説します。

 

①夏のトレーニングは疲労が残りやすく、②頑張ってもレース結果に直結しない

 

①夏のトレーニングは疲労が残り、蓄積しやすい

夏のトレーニングで疲労が抜けにくい原因は内臓疲労であると思います。

夏の内臓疲労は、「運動」と「暑さ」の両方から起こります。

 

レースペースでのトレーニングなんてできようがありませんし、

たとえできたとしても疲労が蓄積し続けてしまい、1ヶ月もしないうちにオーバートレーニングになってしまうと思います。

その前に夏バテで、普段のリカバリージョグからやる気が起きなくなってくるかもしれません。

 

 

②夏のトレーニングが冬のレースに直結するのか?

個人的にはここが一番重要ではないかと考えています。

下記、私の経験則を解説します。

筆者
これは私とコーチングしているランナーBの二人の経験則からの話になります。

ある年のフルマラソンの成績

私:PB2時間17分、その年のSB2時間19分(12月)

B:PB2時間16分、その年のSB2時間18分(3月)

 

トレーニング状況

私の場合:

私は前年のマラソンシーズンから、完全休養を取るような故障はなくそのままの流れで夏トレに入り、

6月〜9月まで月間600km近く走っていました。

これは夏場のトレーニングを頑張ったトレーニングです。

そのままマラソンレースを走ったのですが、実際のレースではそれほどうまくはいかず12月でそこそこ結果が出せたかな…程度でした。

10月のレースは20kmでDNF、

11月のレースは20kmで失速しゴールするのがやっとの2時間50分と振るわずでした。

12月のレースでは少し調子が上がってくれたのか2時間19分で走ることができました。

(ただし、自分では上がっている感覚はありませんでした。

偶然当たったレースなのでこれではトレーニングプログラムとしては失敗と思います。)

 

Bの場合:

Bは夏前に中足骨を骨折してしまい、全くトレーニングを行っていませんでした。

トレーニングの開始は10月からで、距離を踏めるようにする基礎練からのスタートでした。

それでも12月には2時間半では走り、3月の東京マラソンでは2時間18分で走り切っています。

12月でまあ、8割くらい体が故障前に戻ったと考えれば

1月〜3月までがマラソンに向けた特異的な期間と考えることができ、

そう考えればしっかりとした質の高いトレーニングは、2ヶ月間程度行えれば充分であると言えます。

ここから言えるのは、

 

夏のトレーニングは…

・夏のトレーニングは12月以降のマラソンの結果に大きく影響はしない

 

・夏のトレーニングは疲労を残しやすく涼しくなってからも長期間残るのでは?

ということです。

 

・夏のトレーニングはマラソンの結果に大きく影響はしない

さすがに10月のレースで結果を出したい!

と思う方は、2ヶ月程度のマラソン仕様のトレーニングが必要

(上でも書いたようにBのように2ヶ月の質の高いトレーニングは必要)

だと思うので、

8月9月にがっつりトレーニングを行う必要があるかと思います。

しかし、12月に結果を出したい方は、夏にしっかりとしたマラソン用の高い質を追う必要がなく

夏期間は、パフォーマンスの維持と10月以降の特異的なトレーニングで

結果は出るものではないかと考えます。

つまりこの期間はパフォーマンスの維持で十分ではないかと考えています。

 

パフォーマンスの維持

質を追うトレーニングといえばマラソン用の特異的なトレーニングになります。

筆者でいうと、レース時間走(150分〜180分)を

余裕度を残しつつ可能な限りレースペースに近付けるトレーニングがこれに当たると思います。

これはレースの2ヶ月前にしっかりと適応できる回数でできれば良いものと思います。

なのでこういった練習、マラソンレースを意識したトレーニングは

夏場のトレーニングではそこまで必要ないのではないかと思います。

 

 

・夏のトレーニングは疲労を残しやすく涼しくなってからも長期間残るのでは?

いわゆる夏バテです。

夏バテや夏の内臓疲労は、「運動」と「暑さ」の両方から起こります。

運動を何もしてなくても夏バテになる人がいるくらいです。

実際に筆者も10月のレースで結果を出すために夏に

40km走を4本と30km走を何本か取り組みました。

こなすことができても、熱中症でダウンし翌日も疲労を残す…というトレーニングを行っていました。

直接の原因かは、定かではありませんが、

10月のレースは全く走ることができず、11月のレースも結果振るわず…という感じでした。

考えられるのは、夏場の疲労が秋口までずっと残っていたものと考えます。

 

 

夏場は基礎トレ:大きな基礎があるからの特異が突出する

では夏場のトレーニングは何を行うべきなのか?

私の現在の答えは、基礎練習だと考えています。

特異的なトレーニングではないということです。

極端に言えば、100mを速くするトレーニングです。(これは極端ですが)

 

筆者
もしくは長距離の最短種目である1500mを速くしようと考えると良いのかなと思っています。

 

基礎にはスタミナ作りもありますが…これは昨シーズン(マラソン特化してきた期間)で作れていると思うので、

最低限、長距離ランナーとしての有酸素ジョグを行っていればいいのかと思います。

長距離練習に「(あくまで)そこまで」重きを置かない、という感じです。

 

マラソンレースの結果には直結しないけど、速く走るには必要なトレーニングです。

体力(パフォーマンス)には、機敏性、瞬発力、筋力、筋持久力の

いくつかの能力から成り立ちます。

マラソンに最も必要な能力は42kmある程度速いペースで走りきれる筋持久力ではあると思いますが、

その他の能力が必要ではないわけではありません。

基礎の土台が大きければ、その上に乗っかる特化した能力の高さが大きく積み上げることができます。

 

まとめ

ということで今回は夏のトレーニングについて解説しました。

夏のトレーニング、なにをやれば良いのかわからない…という方は、こういった考えもあると思って参考にしていただけれと思います。

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