【レビュー】アディダスアディゼロSLがおすすめできる理由【SUB20】
アディダスから普段のジョギング用シューズとして
2022年12月にニューモデルが発売されました。
※2024年6月大型アップデートとしてSL2が発売。
SL2についても徹底レビューしていますので下記をお読みください。
・アディゼロSLをオススメされたけどどういうシューズなんだろう?・他のアディゼロシリーズとの違いは?
・どういった使用シーンで使えばいいの?
今回の記事では、上記の内容を徹底的に解説し
どんなランナーにオススメなのかを解説レビューします。
目次
アディゼロSLどんなランナーにおすすめ?
さっそくどのようなランナーにおすすめかを記載しておきます。
アディゼロSLはデイリートレーニングシューズですが
他のクッショニングシューズとは異なり、
柔らかすぎるわけではなく、しっかりと、クッションに硬度があります。
そのため、以下のようなランナーにおすすめです。
こんな人にオススメ!
・これからランニングを始めるランナーの1足目のシューズ
・安定感の高いシューズが好きなランナー
・コスパの良いデイリーシューズを探しているランナー
さっそく深掘りしていきます。
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商品詳細
アディダスのデイリートレーニングシリーズ
アディダス公式での、アディゼロSLの位置付けは
「デイリートレーニングモデル」となります。
アディダスのデイリートレーニングモデルの中でも中品質のモデルとなります。
・デイリートレーニングモデルの最高品質モデルかつレースにも使える
「BOSTON(ボストン)」
・性能と価格のバランスの取れた「SL」
・アディゼロシリーズで最も安価なラインが「RC」となります。
これらデイリーシューズ3足の違いは、
ミッドソールの素材の違い(ボストンはプレートが内蔵)が挙げられます。
価格が高いモデルになるほど、ミッドソールの素材が上位素材になっていると言えます。
ボストンシリーズ
ハイエンドなジョグシューズ:アディゼロボストン
・二層のミッドソール
・グラスファイバー製のエナジーロッド
・その分やや高価
ボストンシリーズに使用されている素材は
ライトストライクプロ(PEBA)とEVA素材の2層構造です。
ライトストライクプロは、
アディダスの最上位レーシングモデルである、
「アディオスプロ3」にも採用されているミッドソール素材です。
そこに耐久性の高い、
EVA素材ミッドソールを下層に配置しています。
レースでも対応できるような高反発素材を使いつつ、
耐久性を持たせた作りです。
また、ボストンシリーズには、
グラスファイバー製のエナジーロッドが搭載されています。
筆者はジョグや軽めのロング走で使用しますが、
性能的にはレーシングシューズの位置付けです。
価格も18000円前後とハイエンドな価格帯です。
RCシリーズ
ローエンドモデル:RC
・ミッドソールは安価なモデルに多いEVA素材のみ
・耐久性だけは高いが性能は最低限
・価格も安価
RCシリーズのミッドソール素材は「ライトストライク」の単層ミッドソール。
ライトストライクプロと比較して硬めの素材となります。
その分、シューズの価格は安価。
定価は10,000円前後。
SLシリーズ
コスパの良いSL
・二層のミッドソール
・ジョグシューズとしてはコスパ良し
そして今回紹介するアディゼロSLのミッドソールはボストンシリーズと同じで
「PEBA素材のライトストライクプロ」と
「EVA素材のライトストライク」の2層構造となっております。
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▼素材の詳細についてはこちらで解説▼
重さは27cmで240g
ジョギングシューズとしては平均的な重さです。
重いものは300gも超えてきます。
現在のランニングシューズはジョグシューズであれば300gを超えると重い部類
レース用シューズであれば220g以内なら軽い、といった相場感です。
価格:14300円
価格は他社メーカーと比較すると比較的安価な価格設定です。
他のレビュー記事でも書きましたが、
ジョギングシューズの相場は
15,000円〜20,000円です。
それを考慮すれば、
若干ではありますが
平均よりも安価に手に入れることができます。
厚さは33mm、ドロップは8mm
後足部の厚さは3.3cm、
前足部の厚さは2.45cm
ドロップ差は8.5mmとなります。
ドロップ差が大きれば大きいほどつま先側に
重心が自然と流れる構造となり
サポート感の強いシューズとなります。
アディゼロSLは8mmですので
ドロップ差は平均的(ややドロップが大きめ)なシューズです。
ドロップ差(低ドロップ<5mm<高ドロップ)
ドロップ差が小さいほど裸足に近く、
ドロップ差が大きいほどサポート感が強い。
個人の感覚で言えば、5mmを基準にドロップの大きさを考えています。
実際に使ってみる
実際にジョギングで使用してみます。
思ったより沈み込まない。
アシックスのゲルニンバスやOnのクラウドサーファーのような、
クッションが柔らかく沈み込むような感触はない。
筆者自身ジョグシューズでは上記のような沈み込みの強いシューズを好んで履いていたので新鮮な感覚。
ただ、嫌な感覚はない。
むしろ安定感の弱いシューズを好んで使ってきたので、
このしっかりと地面に足がつく感覚を忘れていた。
ジョグシューズには、沈み込みの強いクッション系のシューズと
SLのような安定感の高いスタビリティシューズの二つに大きく分けられますが、
スタビリティシューズもいいなと感じました。
例えるなた芝生の上を走るか、コンクリートのロードの上を走るかの違い。
足に優しい(優しそう)なシューズを選んできたが、
足の返しのいいSLもいいなと思いました。
やや蒸れる感覚が気になる
ロングジョグなどしているとやや足が蒸れるなと感じます。
おそらくアッパーの耐久性を高めるために、
やや厚めに設計されているのでしょう。
靴下は蒸れにくい靴下の
和紙素材のイトイエックス
麻素材のインナーファクトなどを合わせて着用することをお勧めします。
耐久性:500km使ってもソールのすり減りはほぼない
2022年12月から使い続けて、上記写真は3月上旬に撮影。
ですので、3ヶ月は使用していることになります。
おおよそ500km近く使った後のソールの状態です。
過去使ったシューズと比較してもけっこうキレイにソール残っているなという印象。
耐久性はとても高く感じます。
動画でも解説してます
動画でも使用感をレビューしています。
実際にビギナーランナー、サブ3ランナー、サブ3.5ランナーにも
履いてもらいインタビューを行いました。
合わせてご覧ください。
どんなランナーにオススメ?
・これからランニングを始めるランナーの1足目のシューズ
安定感の低いクッションシューズは扱いが難しいと感じる方も多いので、
そういった方にはオススメと言えそうです。
・安定感の高いシューズが好きなランナー
クッションは硬めで安定感が高いのでそういったシューズが
好みの方には合いそうです。
シューズの感覚として近いのはクラウドモンスター2が近く感じます。
・コスパの良いデイリーシューズを探しているランナー
耐久性も高く、セール価格を狙えば10000円前後で購入できるので
デイリーシューズの一足として使うのはアリだなと思います。
まとめ:安定感高めのジョグシューズとしておすすめ
以上、ADIZERO (アディゼロ)SLの商品特徴を解説し、
実際に色々なペースで使用し、
その感想をもとにレビュー解説をしました。
おすすめの用途をまとめますと、以下のようになります。
おすすめの用途
・ジョグ用のデイリーシューズ
・ただのクッションシューズではない
・クッションよりも安定感を備える
・柔らかすぎないのでサブ4や初マラソンでも使える
気になる方はぜひアディダス公式よりお試しください。
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