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【レビュー】アディゼロボストン12は11から革新的アップデート!

今回はアディダスのアディゼロボストン12をレビューしたいと思います。

 

結論を先に書きます。

 

こちらのボストン12…

 

今まで、この「ボストンシリーズ」に苦手意識があった方こそ

試してほしいと思えるシューズだと思います!

 

 

また、前作のボストンを気に入って使っていた方、安心してください!

神アップデートですよ!!

 

前作11との違いも含めて徹底的に解説しますので

ぜひ最後までお読みください!

 

筆者

熱くなってしまいましたが、それほどおすすめしたいシューズでした…笑記事は通常運転に戻ります。笑

 

 

このブログの根拠

山田祐生
【プロフィール】
・高校時代陸上部(目立つ成績はありません泣)からブランク10年
・フルマラソン:未経験➡︎2時間17分台
・5000m:14分28秒、10000m29分52秒
全ての記録をセルフコーチング。

 

▼動画でも徹底レビュー▼

 

 

商品詳細:アディゼロボストン12

 

まずはアディゼロボストン12の商品詳細を記載します。

商品名:アディゼロボストン12

ボストン12はアディゼロシリーズの1足です。

adizeroシリーズは、アディダスの中でも最速を求めるランナーに向けて作られているシリーズとなります。

その中でも、ボストン12はトレーニングモデルと位置付けられています。

 

Tips

他社メーカーで言うと

ナイキでいうテンポネクスト

アシックスでいうマジックスピード

の位置付けになるかと思います。

 

価格:18700円

価格は18700円。

シューズ全体として見ると、やや高価格帯ですが、

後述するレースシューズのトレーニングでの代用品として考えると

コスパの良いシューズと言えそうです。

 

重さは254g

重さは27cmで254g。

ジョギングでは重さを感じませんが、ペースを上げれば上げるほど重たさを感じます。

 

前作のボストン11が同サイズで285gなので、約30gの軽量化となります。

 

商品特徴

・フルレングスの5本指エナジーロッド

ボストン12はフルレングスの5本指のグラスファイバー性のロッドが搭載されています。

フルレングスのプレートにより、より滑らかな重心移動と蹴り出しのサポートされます。

 

▼プレートの素材の違いによる性能差をまとめた記事はこちら▼

ミッドソール素材やプレートの素材の違いを知る

 

・2層のミッドソールで反発と耐久を両立

ミッドソールはアディオスプロ3にも使用されている高反発ミッドソール「ライトストライクプロ(PEBA)」を上部に、

下層には耐久性に優れた「ライトストライク2.0(EVA)」を使用されています。

これにより必要分の反発性を持ちながら、耐久性も高めた性能となっています。

 

▼ソールの素材の違いによる性能差をまとめた記事はこちら▼

ミッドソール素材やプレートの素材の違いを知る

 

 

前作ボストン11との違い

前作ボストン11との違いを解説します。

 

ミッドソールの素材の変更

ミッドソールはライトストライクプロと

ライトストライク2.0の2層構造

前作は、ライトストライクプロトライトストライクEVA

 

アッパーの変更

アッパーが変更されています。

ボストン11:2 LAYER SUPER LIGHT MESH

ボストン12:MESH UPPER

 

両方とも履いていますが、個人的にはこのアッパーの素材変更は大変嬉しいポイントでした。

 

 

5本指エナジーロッドがフルレングスに

前作までは前足部にのみ搭載されていたエナジーロッドですが

今作ボストン12からフルレングスに変更されています。

 

※グラスファイバー性のエナジーロッドです。

エナジーロッドにはグラスファイバーとカーボンの2種類があり、

アディオスプロ3にはカーボン製、ボストン12にはグラスファイバー製の

エナジーロッドを使用しています。

 

アディオスプロ3のトレーニングモデル

今作ボストン12は、アディオスプロ3のトレーニングモデルとなっております。

作りや形状は、アディオスプロ3を再現したものとなっております。

では二つのシューズの違いはどこにあるのでしょうか?

 

フルレングスのエナジーロッドは素材が違う

アディオスプロ3は、カーボン素材となっておりますが、

こちらボストン12は、グラスファイバー性となります。

二つの素材の違いは、硬さと価格です。

一般的にグラスファイバーの方が、柔らかくしなりやすい性質を持っています。

そしてカーボンよりも比較的安価です。

柔らかくしなりやすいため、しっかりと踏み込まなくても柔らかく沈み込み

適度な反発を生み出します。

 

ミッドソール素材の割合が違う

ボストン12には高反発素材の「ライトストライクプロ」と高耐久素材の「ライトストライク2.0」の2層構造となっています。

一方、アディオスプロ3には全面「ライトストライクプロ」が採用されています。

これは、ボストン12がトレーニングモデルということもあり、耐久性を高める必要があるためです。

ボストン12はランナーが求める反発を損なわず、トレーニングモデルに求められる耐久性を高めたものと言えます。

 

 

実際に使用してみて

実際に使用してみました。

まずファーストフィッティングですが、

前作と比較し、全体的に【硬い】と感じる部分がなくなりました。

これは物理的に当たる足首部分、

走る際のソールの硬度の両面から感じます。

前作はかかとのフィット性、安定性を高めるため、

やや硬さのある履き口となっていましたが、

今作12は非常に履き口が柔らかいものとなっています。

前作で足首周りにストレスを感じながらも愛用していた

ボストンシリーズ愛好家には、嬉しい改善点です。

実際に走ってみましたが、

ライド感についても前作よりも柔らかさを感じます。

フルレングスになった影響か、ミッドソールの変更の影響かは分かりませんが

前作は硬さがあると感じていましたが、

今作はクッショニングが柔らかく感じます。

以前、レビュー動画を投稿した際も【硬い】と言っています。

硬さのあるボストンがお好きな方には、やや物足りない感覚もあるでしょうが

個人的には、この柔らかさはとても好感触でした。

着地の瞬間の気持ちよさがクセになります。

 

距離走でも使用

 

アディオスプロ3のトレーニングモデルと謳われていますので、

実際に距離走でも使用してみました。

やや重さはスイスイと進む感覚があり非常に走りやすいです。

しかし、心地良いペース帯のレンジはアディオスプロ3には遠く及ばないなあという感覚です。

アディオスプロ3は距離走後半にもどんどんペースを上げていき

レースペース付近(3’30以内)まで上げても走れるシューズです。

それと比較すると、ボストン12は上がっても3分50秒くらいでしょうか。

それ以上ペースを上げようとすると、やや力不足感は否めません。

※ペースを上げない距離走であれば問題なく使用することができます。

もし距離走で使用するなら30kmの距離走を想定するなら25kmほどボストンで走り

その後シューズを履き替えラスト5kmペースを心地よく上げるために

アディオスプロ3に履き替えるという使い方が良いと思います。

 

以上を踏まえた感想

一通り使用しました。

一言で表すなら【丸みを感じる】といったところでしょうか。

ボストン11からのアップデートからもやわらかさを感じますし、

アディオスプロ3のトレーニングモデルという点から見ても、

反発感などをマイルドにした感想を持ちます。

これらはアディダスオンラインショップのレビューを見ても

わかると思います。

 

どんな人におすすめ?

まずは前作ボストン11を使用していた方には確実にあうでしょう。

ボストンのアディゼロ内でのポジションを維持しながら、

全体的な硬さがなくなったのはとても良いアップデートです。

また、価格もアンダー2万とコスパも最高だと思います。

アディオスプロ3のような高価格帯レーシングシューズを使うほどではない、

質を追わないロングラン用として1足持って置くのはとても良いと思います。

 

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