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絶対におすすめできるエナジージェル【摂るべきタイミング】

マラソン用のエナジージェル…

種類が多すぎてどれが良いかわからない!!!

そんなお悩みありませんか??

 

門下生
なにがどう違うのか…どれを選べばいいんだ?

 

 

当記事では上記のようなお悩みを解決します。

ぜひ最後までお読みください!

 

こんな人に読んでほしい

・エナジージェルを各メーカーを比較検討したい

 

・エナジージェルにどのような効果があるのか知りたい

 

・マラソン対策別のおすすめを知りたい

 

・エナジージェルがいつどのくらい飲むべきなの?

 

 

 

当記事では、

市販で見かけるマラソン用エナジージェル、

全種類を成分別に徹底比較します。

さらに、その成分ごとの主な効果を解説、

マラソンレースでのお悩み別に

おすすめのエナジージェルをご紹介いたします。

 

当記事でご紹介するエナジージェルは

実際に私がマラソンレースや、

トレーニングで使用して

本当におすすめできるアイテムを紹介しています。

 

筆者
実際に使ったことのある忖度なしのレビューをします!

 

このブログの根拠

山田祐生
【プロフィール】
・高校時代陸上部(目立つ成績はありません泣)からブランク10年
・フルマラソン:未経験➡︎2時間17分台
・5000m:14分28秒、10000m29分52秒
全ての記録をセルフコーチング。

 

 

 

 

エナジージェル

 

今回は9種類のエナジージェルを

比較しながら、効果などを解説していきたいと思います。

 

 

アミノサウルス白 アミノサウルス黒 モルテン黒 モルテン白 メダリスト メダリスト黒 マグオン マグオンジュレ
マグオンカフェイン
KODA
価格 378円 378円 1078円 1078円 270円 270円 302円 302円 302円 292円
カロリー 123kcal 111kcal 100kcal 100kcal 106kcal 105kcal 120kcal 120kcal 120kcal 117kcal
炭水化物 25g 22g 25g 25g 26g 26g 30g 30g 30g 30g
カフェイン 75mg 100mg 50mg 25mg
マグネシウム 50 50 50 50 50
カリウム 180 18g

 

 

アミノサウルスジェル01(白)

 

商品詳細

商品名:アミノサウルスジェル01(白)

 

カロリー:123kcal

 

炭水化物:30g

 

マグネシウム:50mg

 

カフェイン:75mg

 

シトルリン:1000mg

アルギニン:2000mg

クエン酸:2000mg

 

特徴は、栄養成分の含有種類が多い点。

下記お悩み別おすすめエナジージェルでもご紹介しますが、

ランナーの全てのお悩みを解決してくれるジェルかと思います。

こちらのアミノサウルス白の方は、

カフェインが75mg含まれているので

カフェイン入りがお好きな方はこちらの方がいいと思います。

 

味はマンゴー風味でとても美味です。

ジェル特有のねっとり感は薄く、

水分がなくても口の中のねっとり感は少ないです。

 

 

アミノサウルスの購入はこちら

(アミノサウルス公式SHOPにつながります)

 

【ノベルティコード】 runshoku22

お買い物時、上記コードご使用で

お得にお買い物ができます!

ぜひご活用ください。

 

アミノサウルスジェル02(黒)

 

商品詳細

商品名:アミノサウルスジェル02(黒)

 

カロリー:111kcal

 

炭水化物:28g

 

アミノ酸(BCAA):500mg

 

マグネシウム:50mg

 

アルギニン:2000mg

シトルリン:1000mg

アルギニン:2000mg

クエン酸:2000mg

 

特徴は、栄養成分の含有種類が多い点。

下記お悩み別おすすめエナジージェルでもご紹介しますが、

ランナーの全てのお悩みを解決してくれるジェルかと思います。

また、今回紹介する他のジェルには含まれていない成分である

「アミノ酸BCAA」が含まれています。

 

味は、上記の白と同じで非常に飲みやすいです。

白のマンゴー風味に対して黒はレモン風味となります。

味で選ぶなら白より黒がオススメ!

 

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モルテン黒

 

 

商品詳細

商品名:モルテン黒

 

カロリー:100kcal

 

炭水化物:25g

 

 

 

特徴は、他のジェルにはない糖質の素早いエネルギー変換です。

モルテンの「ハイドロゲル技術」により、

胃から腸へ素早く送られることで

胃に負担をかけることなく、かつ

短時間でエネルギー源に返還されます。

 

腸へのストレスはあるので注意

実際に使ってみるとわかりますが胸焼けせず、

 

胃へはとても優しい作りです

 

しかし、胃を素早く抜けて腸に届くので

 

お腹はびっくりしてしまいます。

 

人によっては便意を催す可能性もありますので

 

レース事前に使ってみるのがいいと多います。

 

 

使用感は、味や食感は羊羹(ようかん)に似ています。

食べ応えがあるので、流し込むものがお好きな方には

合わないかもしれませんが、

しっかりと咀嚼することで、

レース終盤の集中の切り替えにしたい方にはおすすめです。

 

私が指導している2時間16分で走るランナーも

モルテンを愛用しています

 

 

私が自己ベストで走った際のレースでも

このモルテンのエナジージェルを使用しております。

名前
こ糖質のエネルギー変換の速さは実感できるほどです

 

 

モルテン白

 

商品詳細

 

商品名:モルテン白

 

カロリー:100kcal

 

炭水化物:25g

 

カフェイン:100mg

 

 

特徴は、上記のモルテン黒と同じです。

他のジェルにはない素早いエネルギー変換。

モルテンの「ハイドロゲル技術」により、

胃から腸へ素早く送られることで

胃に負担をかけることなく、かつ

短時間でエネルギー源に返還されます。

 

こちらの白には「カフェイン」が含まれておりますので

レースへの集中力を高めることができます。

 

使用感は、黒同様に味や食感は羊羹(ようかん)に似ています。

食べ応えがあるので、流し込むものがお好きな方には

合わないかもしれませんが、

しっかりと咀嚼することで、

レースへの集中の切り替える力にしたい方にはおすすめです。

私が自己ベストで走った際のレースでも

このモルテンのエナジージェルを使用しております。

 

黒と白での味の違いはありません。

 

 

メダリスト アップル&ハニー

 

商品詳細

 

商品名:メダリスト アップル&ハニー

 

カロリー:106kcal

 

ナトリウム:81mg

 

 

特徴は、ナトリウム配合な点。

ナトリウムの含有は今回紹介する他のエナジージェルには含まれていません。

このナトリウムは

マラソンレースでの発汗で失われやすい成分です。

発汗量の多いランナーはナトリウムの摂取が必要になると思われます。

 

使用感、味は美味。

 

味の種類は3種類

アップル&ハニー

 

グレープフルーツ味

 

ぶどう味

 

味の種類が豊富で

栄養補給も美味しく楽しみたい方にはおすすめです。

3種類の味があるのでいろいろ試していただき、

ご自身に合う味を探すのも楽しいですね。

 

 

メダリスト コーヒー

 

商品特徴

 

商品名:メダリストコーヒー

 

カロリー:105kcal

 

カフェイン:50mg

 

 

特徴は上記のメダリストにカフェインが含有されたジェルになります。

ただしカフェインの含有量は

50mgなので一つではやや不足感はあります。

使用する際は2つで1セットと考え、

カフェインが欲しくなったタイミングで一つ摂取、

10分後にもう一つ摂取、がいいかもしれません。

 

使用感は、個人的には味が苦手でした。

筆者
レース中にコーヒーを飲む感覚が少し苦手でした。

清涼感はありませんが、

走っている時にもコーヒーが飲みたい方には

いいかもしれません。

 

また、カフェインの量も少なく

若干物足りないかなと思います。

 

カフェインの効果を得るための摂取量の推奨は、

体重1kg当たり3~6mg摂取することが推奨されています。

 

体重50kgの場合

3〜6mg(カフェイン)×50kg(体重)

=150〜300mg

こう考えると50kgの体重

(男性ランナーの中でも軽量気味の体重)のランナーでも、

メダリスト(カフェイン)を3本摂取することが

推奨となります。

そう考えると、やはり含有量は少ない感じもします。

 

 

 

 

Mag-on(マグオン)

 

商品詳細

 

商品名:Mag-on(マグオン)

 

カロリー:120kcal

 

炭水化物:30g

 

マグネシウム:50mg

 

 

特徴は水溶性マグネシウム含有な点。

Mag-on販売スタッフに聞いたところ

水に溶けるマグネシウムは体への吸収が早く、

通常のマグネシウムに比べ吸収力が高いそうです。

 

使用感は、味は美味です。

個人的には味で選ぶならマグオンが一番好みです。

味の種類も豊富で、

みかん味

 

味がそこまで濃くなく、

水なしでも、すんなり補給することができました。

 

 

Mag-onジュレ

 

 

商品詳細

商品名:Mag-onジュレ

 

カロリー:120kcal

 

炭水化物:30g

 

マグネシウム:50mg

 

カリウム:180mg

 

 

特徴は水溶性マグネシウム含有な点。

Mag-on販売スタッフに聞いたところ

水に溶けるマグネシウムは体への吸収が早く、

通常のマグネシウムに比べ吸収力が高いそうです。

また、こちらのMag-onジュレにはカリウムが含まれております。

体内に余剰に蓄積された

ナトリウムを排出し、水分バランスを整えてくれます。

 

味はバナナ味でとても美味しいです。

味もそこまで濃くなく

水なしですんなり補給することができました。

 

 

Mag-on(カフェイン入り)

 

 

商品詳細

商品名:Mag-on(カフェイン入り)

 

カロリー:120kcal

 

炭水化物:30g

 

マグネシウム:50mg

 

カフェイン:25mg

 

 

特徴は水溶性マグネシウム含有な点。

Mag-on販売スタッフに聞いたところ

水に溶けるマグネシウムは体への吸収が早く、

通常のマグネシウムに比べ吸収力が高いそうです。

また、こちらのMag-onには

集中力を高めると言われる「カフェイン」は含まれております。

ただし上記カフェイン入りのジェルと比較すると

25mgと含有量はとても少ないです。

カフェインを目的にジェルを選ぶ際は避けた方がいいでしょう。

 

味はラフランス味でとても美味しいです。

味がそこまで濃くなく、

水なしですんなり補給することができました。

 

 

KODA(コーダ)

商品詳細

商品名:KODA(コーダ)

 

カロリー:117kcal

 

炭水化物:30g

 

ナトリウム:36mg

 

カリウム:18mg

 

カフェイン:80mg(カフェイン含有のもののみ)

 

 

KODAの優秀な点は「グルテンフリー」な点だと思います。

マラソンレース中、エナジージェルを摂取した後に、お腹が緩くなる

などのお悩みのある方は、もしかするとジェルに含まれるグルテンに

反応している可能性もあります。

そういった方は、KODAのような「グルテンフリー」のジェルを試してみると

改善するかもしれません。

味は、とても濃い足です。

口にとても残る後味ですので、口中をすっきりさせたい方は、

水分と一緒にt

 

各種栄養成分の効果

 

エナジージェルをいくつか、

商品特徴を踏まえご紹介しました。

ここでは、それぞれの栄養成分が何に役立つのか

一般的に効果があるだろうと言われている内容を

まとめてご紹介します。

 

 

炭水化物

 

体を動かす栄養の源である糖質のことです。

エナジージェルではこの成分が必須になってきます。

マラソンにおけるほとんどのエネルギー源がこの糖質となります。

 

このエネルギー源である糖質ですが、

人間の体には、適切なカーボローディングを行った際でも

1600kcal程度しか貯蔵できないと言われています。

 

マラソンの消費カロリーは

1kmあたり1kcal /kg

であると言われていますので

 

体重55kgのランナーでは、

42kmを走り切るためには

 

42、195km×1kcal /kg×55kg=約2320kcalとなります。

 

 

つまりマラソンを走り切るためには

体に貯蔵する糖質だけでは

不足してしまう計算になります。

レース中にしっかりと糖質を補給することで

マラソンレース終盤でもエネルギー切れを起こさずに

完走することができるのです。

 

 

(※マラソンにおけるエネルギー源は脂質もあるため一概には言えません。

脂質代謝はトレーニングによってその割合を増やすことができます。)

 

エリートランナーはみんなやってる!糖質だけに頼らない脂質をエネルギーにするトレーニング方法(別記事準備中)

 

 

アミノ酸

 

体を構成するための栄養素であるタンパク質が

吸収しやすくなったものがアミノ酸です。

筋肉の修復に使われるような栄養素なので、

筋肉ダメージを残しづらい効果があると言われています。

 

マグネシウム

マグネシウムの不足は筋けいれんや

筋疲労の原因になると言われいています。

 

マグネシウム不足で起こると言われている筋肉での作用

 

筋細胞内でのカルシウム滞留

 

➡︎イオン交換ができず、筋肉での過剰な酸素消費を引き起こす

 

 

このことから、

マグネシウム不足は

足攣りの一つの原因なのかもしれませんね。

 

※探してみたのですが、

マグネシウム不足が足が攣る原因であるという

研究結果はなさそうでした。

 

あくまで、

体内の構造的に…もしかすると…マグネシウムが…

的な感じかなと思います。

 

直接的な関係はまだ証明されていなそうですが、

何かしらの関係はありそうです。

 

筆者
足攣り予防の願掛けで摂るのもいいと思います。

 

 

カフェイン

カフェインにはマラソンのパフォーマンスアップに効果があると

さまざまな研究でも言われています。

 

主なカフェインの効果一覧

 

1)エネルギー利用能を高める

 

2)1日のエネルギー消費量を増やす

 

3)疲労を減少させる

 

4)身体活動に伴う努力感を減らす

 

5)身体パフォーマンスを高める

 

6)運動パフォーマンスを高める

 

7)認知パフォーマンスを高める

 

8)覚醒、覚醒および「エネルギー」感情を高める

 

9)精神疲労を減少させる

 

10) 反応が速くなる

 

11) 反応の正確さが増す

 

12) 集中力と注意力が増す

 

13) 短期記憶が高まる

 

14) 推論を要する問題の解決能力が高まる

 

15) 正しい判断を下す能力が高まる

 

16) 認知機能能力と神経筋の協調性が高まる

 

※青字がマラソンに活かせそうな効用

 

 

この中でも、マラソンで特に活かせるカフェインの性能は、

集中を高める効果です。

研究結果の中では、主観的な運動強度が下がったというエビデンスもあるようです。

きついと感じるペースが、カフェインの効果でそのペースがラクに感じるということです。

カフェインの効果は摂取後1時間後に現れるようですので摂取のタイミングも重要です。

 

カリウム

超ざっくりと説明すると、運動での大量の発汗により

カリウムとナトリウムの体内でのバランスが悪くなると

疲労につながると言われています。

体の浸透圧の関係でこうなるようです。

カリウム・ナトリウム・マグネシウムなどは電解質(イオン)と呼ばれ、

筋肉の適切な収縮には各成分が一定のバランスで必要と言われています。

このバランスの崩れが疲労につながるものだと思われます。

マグネシウムばかり摂るのではなく一定の値にするために他の成分も摂った方が

バランスを整えてくレます。

しかし、この適切なバランスは

汗の発汗量や発汗成分にもよるため

何がどれだけ必要なのかは非常に分かりづらいです…

 

 

 

マラソン対策別おすすめのエナジージェル

以上の成分特徴を踏まえ、

マラソン時の失速アクシデント別に

おすすめエナジージェルを紹介します。

 

体のエネルギー切れが毎レース気になる

「ハンガーノック」と言われるものが原因です。

これは体内の糖質がなくなった状態ですので、

対策するには糖質補給が重要です。

この際におすすめなのは、素早い糖質摂取が可能な

「モルテン」がおすすめです。

 

レース中に足が攣る

体内の電解質のバランスの崩れが原因の一つです。

マグネシウムなどの成分をより多く含む

Mag-Onがおすすめです。

Mag-onの特徴である「水溶性マグネシウム」は素早い吸収が特徴です。

ただし、上記で記載した通り、

理論的には関係ありそうですが、エビデンスはありません。

 

 

 

レース後半の集中力が切れる・ここぞの踏ん張りが欲しい!

「カフェイン入り」がおすすめです。

中でもモルテンのカフェイン入りは100mgで他のエナジージェルに比較すると

ずば抜けて含有量が高くおすすめです。

 

 

レース後半での筋疲労が気になる、翌日の疲労をできるだけ無くしたい

この場合はアミノ酸が入っているものがおすすめです。

アミノ酸は筋修復に役立つ効果があると言われています。

取り方はレース中も摂るのですが、レース直後30分以内での摂取がおすすめです。

 

 

 

上記の全てを解決したい

アミノサウルスの2種類がおすすめです。

栄養成分をみると明らかですが、上記の成分が全て高い数値で含有されています。

20kmあたりでアミノサウルスの白(カフェイン)を摂取します。

カフェインの効果は1時間後になるので、

ちょうどレース終盤に効果が現れます。

レース終盤では黒(BCAAアミノ酸)を摂取します。

アミノ酸は筋肉の修復に役立つと言われていますので、

レース終盤・レース後に疲労を残さないようにします。

 

 

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レース中の飲むタイミングは?

エナジージェルはマラソンレース中いつ飲むのがいいのか、

飲むべきおすすめのタイミングを解説します。

 

結論:レース開始1時間後に1本目

さっそく結論ですがレース開始1時間後に1本飲むのがおすすめです。

以降は30分おきに1本飲むことをおすすめします。

 

理由については下で深掘りしていきます。

今回、【ジェルを飲むべきタイミング】に

答えを出すために参考にした本はこちら

と、いくつかのウェブサイトを

参考にして答えを出しました。

 

ポイントは胃・腸の理解と

消化と吸収の理解、

炭水化物・糖質・糖類の理解

となります。

 

エナジージェルがエネルギーになるまで:「消化」と「吸収」

 

エナジージェルがエネルギーになるまでの時間を

説明するためには、食べ物の消化時間を理解する必要がありますので

食べ物の消化吸収との比較をしながら

解説していきます。

 

 

エナジージェルの主な栄養成分は「炭水化物」です。

この炭水化物がマラソンを走るエネルギーになります。

 

そしてこの「炭水化物」は

 

胃での消化に

2〜3時間かかり、

ドロドロの粥状にして、小腸へ送ります。

 

まず、この段階で2〜3時間もかかります。

これではフルマラソンを走り終えてしまっています。

胃の通過を早めないことには

マラソンレース中に補給する意味がありません。

 

そこでエナジージェルは固形ではなく

ジェリー状にして胃の通過を早めるようにしてあるのです。

 

筆者
お粥が消化にいいのはこういうことですね!

 

ゼリー状の胃の通過時間は約45分です。

 

水分だと約20分で胃を通過するようです。

 

 

 

 

しかし、ここではまだ「消化」はしていても

エネルギーとして「吸収」はできていません。

 

 

胃を通り、小腸にたどり着き

そこでやっと「吸収」を開始するのですが

 

炭水化物の消化時間は

食物繊維で約5〜6時間

糖質で約3〜4時間

かかります。

 

糖質は消化を開始し、

糖類という小さな単位に消化させ

そしてその糖類を体内に吸収させます。

この一連で約3〜4時間の吸収時間がかかります。

 

これではまたしても

レース途中で補給物が

エネルギーになるのは

マラソンを完走してしまってからとなります。

 

 

であれば、

 

糖類をそのまま補給すればいい!

 

 

わざわざ糖質(吸収に時間のかかる固形物)を補給せずに

小さな単位になっている糖類を補給することで

吸収を早めることができます。

 

小腸への吸収時間は以下の通り

炭水化物(食物繊維) 約5〜6時間

 

炭水化物(糖質:主にご飯) 約3〜4時間

 

糖類(多糖) 約10分〜1時間

 

糖類(単糖) 数分

 

 

上でも書いた通り、

糖質は糖類に分解して吸収することになるので

食物繊維〜糖質〜糖類の順番で

消化に時間がかかります。

 

 

つまり、

エナジージェルは吸収の速い炭水化物の小さな単位「糖類」を

ゼリー状にし、胃の消化を早めたものなのです。

 

 

以上のことから

エナジージェルの消化吸収にかかる時間をまとめると、

 

胃の通過時間が45分

+小腸での吸収が10分

=55分

 

エナジージェルを補給してから、

約1時間後にエネルギーとなる計算になります。

 

 

 

参考にさせていただいたサイトをまとめておきます。

より詳しく知りたい方は下記サイトをご参照ください。

参考サイト①

考サイト②

参考サイト③

参考サイト④

参考サイト⑤

(外部サイトにリンクします。)

 

アミノサウルスの社長である嵜本さんのツイッターより引用ですが

嵜本さんも10km(レースから30分〜1時間程度)で1本目を補給することをオススメされています。

 

マラソンでエネルギー切れになるタイミングは20km〜30km

 

人間の体には通常では400gの糖質を蓄えることができます。

熟練の長距離ランナーではこの貯蔵量を増やすことができると言われています。

糖質1gのカロリーは4kcalですので

1600kcalの蓄えとなります。

 

フルマラソンを走るために必要なカロリーは

完走時間や体重でも変わりますが

平均3000〜3500kcal程度と言われています。

参考ページ(外部リンク)

 

つまり、糖質量で換算すると

750g〜875g程度の

糖質が必要となります。

(※脂質代謝を考慮していません。)

 

体に蓄えることができる糖質の量では

マラソンの70%分(おおよそ30km程度)しか

走ることができません。

 

筆者
よく言われる「30kmの壁」がこれです。

 

つまり30kmを通過するあたりでは

ガス欠が始まりますので

ここまでには糖質を蓄えておく必要があります。

 

エナジージェルの消化吸収には1時間程度かかるので

 

エナジージェルはおおよそハーフを通過したあたりで

摂取することがベストです。

 

その後は消化吸収にかかる時間と

ゴールタイムを考慮すると

30分おきに摂取することが

おすすめと言えそうです。

 

 

サブ3なら…

ハーフ通過1時間15分で1本摂取(2時間15分以降のエネルギー)

1時間45分で1本摂取(2時間45分以降のエネルギー)

 

サブ3.5なら…

ハーフ通過1時間15分で1本摂取(2時間15分以降のエネルギー)

1時間45分で1本摂取(2時間45分以降のエネルギー)

2時間15分で1本摂取(3時間15分以降のエネルギー)

 

サブ4なら…

ハーフ通過1時間15分で1本摂取(2時間15分以降のエネルギー)

1時間45分で1本摂取(2時間45分以降のエネルギー)

2時間15分で1本摂取(3時間15分以降のエネルギー)

2時間45分で1本摂取(3時間45分以降のエネルギー)

 

 

モルテンの「ハイドロゲル」

 

モルテンの「ハイドロゲル」は

 

胃の通過スピードを

 

早くしたものです。

 

水分状のカプセルに炭水化物を

 

包み込むことで

 

胃での消化活動をさせずに

 

小腸まで届くようにしてあります。

 

これによりスピーディに

 

小腸で吸収することができるのです。

 

 

 

フルマラソンでジェルをストレスフリーで持ち運ぶ方法

フルマラソンでジェルを

ストレスフリーで持ち運ぶ方法は以下の通りです。

 

・ランニングタイツを使用する

 

・ランニングベルトを使用する

 

・腰回りにポケットのあるパンツを使用する

 

 

ランニングパンツにはたいてい、

ポケットが付いていると思いますが

この通常のポケットにジェルを入れていると

走っている時に揺れてしまってストレスに感じてしまいます。

ストレスなくジェルを持ち運ぶためには

タイツのような体にフィットするものを選ぶと良いです。

 

また、ランニングベルトも体にフィットする作りなので

こちらもおすすめです。

 

 

このベルト機能を搭載した「ランニングパンツ」もあります。

筆者も愛用しているのがノースフェイスのマルチポケットパンツです。

こちらの記事で使用感レビューしています。

 

まとめ

今回の記事では、

エナジージェルの成分を比較し、

各失速アクシデントごとのおすすめの

エナジージェルをご紹介しました。

 

しかし、あくまでエナジージェルはサポートに過ぎません。

どんなに高性能のエナジージェルを摂ろうとも

トレーニングなくては完走を目指すことはできません。

 

しっかりとしたトレーニングがあってこそのマラソンです。

その積み上げたトレーニングの最後の一押しとして

ぜひエナジージェルをお試しください。

 

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