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サブ4達成のための4ヶ月間の練習【3ヶ月目•専門】

 

今回の記事は、サブ4に向けた走り始め初心者の3ヶ月目のトレーニングとなります。

前回の記事を読んでいない方はまずそちらをご覧いただき、

こちらの記事に戻ってきてください!

 

▼こちらを先に読む▼

https://runner-yukiyamada.com/howto-63/

 

このブログの根拠

山田祐生
【プロフィール】
・高校時代陸上部(目立つ成績はありません泣)からブランク10年
・フルマラソン:未経験➡︎2時間17分台
・5000m:14分28秒、10000m29分52秒
全ての記録をセルフコーチング。

 

 

サブ4に向けた実践トレーニング

 

サブ4に向けた3ヶ月目(レース2ヶ月前)は距離を走ってみる!

これまでのトレーニングは、時間で言うと60分が最大でした。

この1ヶ月では二つの実践トレーニングを行います。

 

2本柱の強化練習

①120分のロング走

 

②16kmのアウトバック走

 

 

 

今まで最大で60分しか走っていないのに…こんなに走れるだろうか?

そう思う方も多いかもしれません。

しかし、走る基礎は出来上がっているので、問題ありません!

ペース配分さえ間違えなければ必ず走り切ることができます。

 

大事なのはペース配分

 

ペース配分について。

ここでもペース配分は【アウトバック走】を取り入れます。

前回も解説しましたが、重要ですので

書いておきます。

 

アウトバック走とは

河川敷などの片道で長くとれる往復のコースを使用します。

行きと帰りのペースを一定にするように走るトレーニングとなります。

例えば30分のジョグであれば15分かけて河川敷を走ります。

半分の15分が経過したら折り返してスタート地点まで戻ります。

この行きと帰りのペースが一定になるように走るように心がけます。

 

・「行き」が速かった場合→次回は「行き」のペースを落とします。

 

・「帰り」が速かった場合→次回は「行き」からもう少しペースを上げます。

 

 

ロング走は可能であればマラソン当日と同じペースで行います。

1km5分40秒で120分ですのでおおよそ21km程度になるかと思います。

 

筆者
ここはテキストこのロング走が実際のレースに最も活きます。心してかかりましょう。

 

高強度トレーニングである200m5本をジョギング後に

 

マラソンを走るんだから、とにかく長い距離だけ走っていればいい

そう思っている方は多いと思います。

これは半分あっていますが、半分間違っています。

 

マラソンで結果を出している人は、みな高強度トレーニングと呼ばれる

マラソンでは走ることのない速度でのトレーニングに取り組んでいます。

 

最大酸素摂取量という、マラソンに持久力の指標があるのですが、

長く走ることと、短く速く走ること、

両方で強化することができると言われています。

 

最大酸素摂取量

1分間でどれだけ多くの酸素を摂取することができるかの指標。

簡単に言えば酸素をどれだけ供給し、どれだけ多く使用することができるか。

人の体は主に酸素を筋肉でエネルギーに変えることで運動しているので、

この酸素摂取量が多いほど走るためのエネルギーをたくさん生み出すことができます。

 

 

 

両者には、それぞれのパフォーマンス向上の要因には違いがあり、

長く走ることでは、酸素の多い血を送り出す能力(1回拍出量)が

速く走ることでは、酸素を筋肉で使う能力(動静脈酸素較差)が

向上します。

 

つまり、酸素を送り出す力(長く走ることで身に付く能力)ばかり鍛えていても

酸素を使う能力(速く走ることで身に付く能力)がないと

持久力の向上にならないということです。

 

速く走るトレーニングの重要性が理解できたと思います。

そこでおすすめしたいのが、ジョグの後に行う、

 

200m5本です。

 

全力でなくても良いので、

多少呼吸が荒れるくらいで行いましょう。

次のセットに行くまでに1分~3分ほど空けて走り出します。

 

 

 

筆者
すぐに2本目にいけてしまうようであればスピードをもっとあげます。
1分はあけないと次の本数に行けないよ、と思うくらいの全力走で行いましょう。

 

参考:Run sprint interval training improves aerobic performance but not maximal cardiac output

 

 

具体的トレーニングプログラム

 

以上を踏まえトレーニングプログラムは下記のとおりです。

 

2ヶ月前
1週間目 2週間目 3週間目 4週間目
休み 休み 休み 休み
ジョグ30分 ジョグ40分 ジョグ30分 ジョグ30分
ウォーク ウォーク ジョグ30分 ジョグ30分
ジョグ30分 ジョグ30分 ジョグ30分 ジョグ30分
ウォーク ウォーク ウォーク ウォーク
ロング走120分 ジョグ50分 16km走 ジョグ80分
ジョグ30分 ジョグ30分 ジョグ30分 ジョグ30分

 

一番の山場は2本柱の強化練習

一番の山場は、

1回の120分のロング走と

1回の16kmアウトバック走です。

 

週中の火曜日あたりに200m5本

上記二つを行う土曜日からできるだけ離れた曜日に、

ジョギングの後に200m5本、快調に動かします。

 

 

 

まとめ

以上レース2ヶ月前1ヶ月間のトレーニングを解説しました。

次はいよいよレース1ヶ月前となります。

次の1ヶ月は非常に楽なトレーニングとなります。

なぜなら必要なトレーニングはここまでで全て終了しています。

 

もうパンケーキが出来上がった状態です。

これ以上火を通してしまうとパンが黒焦げになってしまいます。

次の記事では、パンケーキの飾り付けについて解説します。

もう今すぐにでもパンケーキを食べてしまいたい…!

(もうレースが待ち遠しくて仕方がない)

 

そんな状態を作り上げていくための【調整期間】となります。

サブ4達成のための4ヶ月間の練習【4ヶ月目•調整】

 

 

 

最後にお知らせです。

今まで、いくつものテキストやwebメディアで学んだつもりになっていませんか?

実際結果につながりましたか?

トレーニングはある程度、お手本のような体系があります。

しかし結果が出る人と出ない人が分かれるのはなぜでしょうか?

 

最も大きな理由は「継続できない」です。

いつでも誰でもできるが故に、反面、トレーニングをしない選択をしやすい種目でもあります。

「今日はジョグでいいや…」

「きついトレーニングは避けよう…」

 

ランニングクラブではみんなが毎日トレーニング結果を共有し、全国どこにいても

モチベーションをもらうことができます。

ログインしてトレーニングプログラムのみの確認もOK、みんなのランログを見るだけでもOK

 

 

 

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